学部・大学院区分学部
時間割コード0021130
科目区分理系基礎科目
科目名 【日本語】力学Ⅱ
科目名 【英語】Foundations of Mechanics II
主担当教員 【日本語】安坂 幸師
主担当教員 【英語】ASAKA Koji
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 月曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
本講義では,現代科学技術において重要な基礎分野の一つであるニュートン力学から,主として質点系と剛体の運動について学ぶ。本講義により,力学の基本概念と手法について理解を深めるとともに,それらを応用する理工系分野を学ぶための基礎学力を養う。
授業の構成
1.相対運動‐座標変換と見かけの力

  並進座標系,慣性力,回転座標系,コリオリ力,遠心力

2.質点系の力学

  質点系の運動方程式,重心,運動量と角運動量の保存則、

  力のモーメント,2体問題,中心力場,惑星の運動

3.剛体の力学

  剛体の静力学,剛体の運動(回転運動,平面運動),

  慣性モーメント,剛体の力学的エネルギー
履修条件・関連する科目
力学Iを履修していること。
成績評価の方法と基準
演習レポート(50%),定期試験(50%)の結果を考慮し,総合的に評価する。成績評価基準は『全学教育科目の履修の手引き』を参照。履修取下げの際は届を提出する。提出がなくレポートが未提出の場合や定期試験を欠席した場合,評価は「F」とする。
教科書・テキスト
・力学[新訂版] 新物理学ライブラリ2 (サイエンス社) 阿部龍蔵 著
 ISBN 978-4-7819-0681-2
参考書
・理工学の基礎 力学(培風館) 鈴村順三、大島隆義、大澤幸治 共著
・演習力学[新訂版] セミナーライブラリ物理学2 (サイエンス社)
 今井功、高見穎郎、高木隆司、吉澤徴、下村裕 共著
注意事項
講義時間は限られており,教科書等の演習問題は復習の際に自分で解くこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Classical mechanics, called Newtonian mechanics, is basic to science and engineering. From the topics of Newtonian mechanics, this course introduces the concepts and laws mainly for mechanics of many-particle system and rigid body.