学部・大学院区分学部
時間割コード0021101
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(コミュニケーション)
科目名 【英語】Academic English Communication
主担当教員 【日本語】渡辺 美樹
主担当教員 【英語】WATANABE Miki
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 月曜日 1時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業を行い、日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。
授業の構成
英語の四技能─読む、書く、聞く、話す─の中でも特に基礎的な学力として位置づけられる聴解の力を伸ばすことで、書く能力および話す能力をも含めた総合的な英語力を高めることを最終目標とする。具体的な方法としては、生起環境による基本的な音の変化を学習するほか、ペア・ワークを行うことで、聞く力を話す力や書く力へと結びつけていくことになる。
授業構成は以下の通りである。
・初めにTOEFL−ITP対策のために文法問題やリスニング問題をする。これで出席をチェックする。                          
・宿題として出しておいたNHKニュースを聞くことで大雑把な内容をチェックする。英問英答の後に精読し、書き取り試験を行う。また月に一度あるニュースの復習期間にはTOEFL−ITPの模擬試験をする。
・次に前回の試験の解答及び新出単語や重要語句の確認をする。           
・そのほかに、試験で多くの学生ができなかった箇所の聞き取り訓練を行う。     
この訓練は、基本的には2通りの方法で行うこととする。一つは、重要な情報だけ聞き取ってメモを取る練習、もう一つは、細部まで聞き取れ、かつ書き取れるようにするためのディクテーションである。この二通りの方法を通して、音の脱落、侵入、同化、連続といった基本的な音の変化を学習する。教材としては英詩や歌を利用して聞き取れた言葉が実際に発音できるかチェックする。                        
・その後、ニュースについての話し合いをペアワークとして行う。
・最後に習得した語句を用いてニュースの要約をしたり、自分の意見を述べたりできるようにする。
履修条件・関連する科目
授業期間中、NHK「ニュースで英語術」を宿題であるので、NHK第二ラジオ(月~金曜 0:55~13:00 あるいは 23:15~23:20)を視聴できる環境にあること。またインターネット上(https://www.nhk.or.jp/gogaku/news/)に「ニュースで英語術」のニュース一覧があるので、参照してほしい。
成績評価の方法と基準
期末試験(35%)授業開始時に行われる書き取り試験(15%)「Academic Express3」消化率(20%)TOEFL-ITP(30%) 履修取り下げ届の提出を求める。
教科書・テキスト
なし
参考書
授業中に指示
注意事項
課外学習として「Academic Express3」を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL ITP(Listening,Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. This course will help students improve their communicative ability and master basic skills for discussion and presentations.
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
語学学習には予習と復習が必要です。