●本授業の目的およびねらい
水泳は体力の維持,向上のために最適な運動の1つである。水泳の特徴としては,身体中の多くの筋肉を使う全身運動であり,ジョギングのように,足に衝撃的な力を受けることがなく,ゆっくり休みながら泳ぐことによって,安全で全身持久的な運動となり,健康保持に最も適している運動といえる。そこで,スイミングの授業ではバタフライや背泳等,種目のバラエティーを増やすとともに,健康や体力増進を目的として水中運動を行う際の実施方法とその注意点についても学ぶ。
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●履修条件あるいは関連する科目等
健康・スポーツ科学講義およびⅡ期開講の健康・スポーツ科学実習Ⅱもあわせて受講することが望ましい
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●授業内容
01:「健康・スポーツ科学実習」についてのオリエンテーションと種目分け 02:温水プール使用上の注意,泳ぐ前の準備運動,水慣れについて学び,自分の得意な 種目でゆっくり泳ぐことをおぼえる。現時点での自分の泳力を知る。 03:クロールの練習 呼吸,キック,プルのバランスを良くしてできるだけ少ないエネルギーで効率良く 長い距離,長い時間泳げるように練習する。 04:平泳の練習 平泳で最も習得が困難なキックを練習し,プルとのバランスをとる。 05:背泳の練習 最初に浮き身を練習し,浮き身からキック,浮き身からキック・プルの コンビネーションの練習をする。左右のプルのバランスを練習する。 06:バタフライに挑戦 ドルフィンキックの練習。平泳のプルとドルフィンキックで泳ぐ。 歩きながらのプルとリカバリーの練習。キックとプルのタイミングを練習する。 07:個人メドレーに挑戦 これまで練習してきた泳法の復習。4泳法を25mずつに分けて100mを泳ぐ。 08:リレー(フリーリレー,メドレーリレー) くじにより班分けをし,リレーメンバーを決める。班ごとに予想タイムを決め, 実際に泳ぎ,そのタイムにどれだけ近かったかを競う。 09:水球 1)水上でのボールの扱いに慣れる。 2)ボールゲームとしての水球の基礎技術を身につける(パス、ドリブル) 3)ミニゲームで攻撃と守備の基本を身につける 4)ポートボール形式でゲームを楽しむ
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●成績評価の方法
自ら主体的に運動実践することが重要なため出席を重視し、4回以上の欠席は原則として単位が与えられない。評価は出席状況(60%)課題習熟度(技能点20%)授業態度(積極性・協調性等20%)から評価する。履修取り下げ届の提出期限:4回目授業終了時
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●教科書
特になし
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●参考書
特になし
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
特になし
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