●本授業の目的およびねらい
フランスおよびフランス語について多面的に学び、広範な知識を得ることを目的とする。そうした知識は、専門領域に関する深い理解や多様な視点の獲得等へとつながり、研究や社会生活において大いに有益となろう。
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●履修条件あるいは関連する科目等
フランス・ストラスブール大学での短期語学研修(2020年3月実施予定)に参加希望の学生を主対象とするが、上記研修に参加を希望しない学生の受講も大いに歓迎する。
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●授業内容
本学専任教員によるオムニバス形式で行う。担当者および内容は次の通り。 ①10月3日:小栗栖等(人文学研究科)「中世フランス文学の話」 ②10月10日:尾上順(工学研究科)「ワインのケミストリー」 ③10月17日:古橋忠晃(総合保健体育科学センター)「現代のフランス青年の社会的不適応と精神医学」 ④10月24日:新井美佐子(人文学研究科)「ジェンダーから見るフランス社会」 ⑤10月31日:ニコラ・ボーメール(教養教育院)「フランスの食文化: 料理、作法、風景」 ⑥11月7日:渡邉雅子(教育発達科学研究科)「フランスの思考表現スタイル‐フランス式論文とバカロレア」 ⑦11月14日:隠岐さや香(経済学研究科)「フランス革命と科学の文化‐メートル法制定の経緯」 ⑧11月21日:鶴巻泉子(人文学研究科)「フランス社会と移民 -«フランス人»とは誰のことか-」 なお、本授業の単位認定には、最終(第8)講後の指定の期日までにレポートを提出することが求められる(レポート試験)。レポートの課題、分量、提出期限、提出方法等は11月下旬に通知する。 また、ストラスブール研修参加者は本授業に加え、講習「フランス語によるプレゼンテーションの方法」(90分×1回、開講日未定:12月予定)を受講すること。
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●成績評価の方法
出席50%、レポート試験50%。履修取り下げ制度は採用せず、以下とする。 レポート試験提出者:上記に従って、SABCFいずれかの評価とする。 レポート試験不提出者:「欠席」とする。
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●教科書
使用しない。適宜プリント等を配布予定。
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●参考書
授業中に適宜指示の予定。
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●注意事項
本授業1単位の認定を受け、ストラスブール大学での短期語学研修を修了した学生には、「文化事情(フランス)2」の1単位が認定される(「文化事情(フランス)2」のシラバスも確認すること)。また、上記研修への参加を希望しない学生には、「成績評価の方法」に従ってSABCいずれかの評価を得た場合、本授業の1単位を認定する。
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●本授業に関する参照Webページ
http://french.ilas.nagoya-u.ac.jp/
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
履修条件など不明な点がある場合は、新井美佐子(arai at nagoya-u.jp)まで問い合わせること。
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