2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190081601

●科目区分
言語文化Ⅲ

●科目名
文化事情(英語)
●主担当教員名
松下 千雅子

●単位数
2単位

●開講時期
後期
-・-
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

学部の1年から4年までの学生を対象に、英語圏の大学において英語の短期研修に参加することにより、英語のコミュニケーション能力(話す・聞く)を向上させるとともに、受講生自らが設定するプロジェクトを通して、自立的な学習による問題解決能力および国際的な適応力を育成する。

●履修条件あるいは関連する科目等

研修中に英語でインタビュー調査等を実施するため、TOEFL-ITP450点程度の英語力があることが望ましい。(ただし、必須条件ではない。)

●授業内容

【授業の概要】この授業は、オーストラリアのメルボルン市(オーストラリア第2の都市)にあるモナッシュ大学(モナッシュカレッジ)で,30日間の予定で実施される国立8大学の学生のために作られた合同英語研修プログラム(コンソーシアム)です。受講生は、研修が始まる前に、オーストラリアに関する一般事情を学び、各自のプロジェクト内容を決め、短期研修中に,現地でのインタビューなどにより情報を収集して、帰国後に口頭による報告を行います。
【コンソーシアム】コンソーシアムとは、国立8大学(名古屋,一橋,埼玉,東京学芸,大阪,九州,お茶の水女子,東京工業大学)の短期合同研修のために作られた特別プログラムです。日本の他大学の学生と一緒にクラスを構成します。そのため、クラスは日本人だけで構成されます。
【モナッシュ大学の授業内容と評価】モナシュ大学では,研修参加学生の英語能力テストの成績でクラスを分け(クラス分け試験は名古屋大学で10月の中旬くらいに行います)、4週間の短期英語研修を行います。この研修では、1週目は「オーストラリアの生活 」、2週目は「多文化のオーストラリア」,3週目は「環境と持続可能性 」、4週目は「国際化」について学び,各種の講義を聴いたり,意見交換を行ったりします。モナッシュカレッジの成績評価は厳しく、ちゃんと授業に参加しなくては良い成績は得られません。
【帰国後のプレゼンテーションと評価】学生はそれぞれが研修のプロジェクトを決めます。そして,それについて滞在中に調べて,帰国後にPPTを使って口頭発表をします。発表の後で,質疑応答があり,ちゃんと英語で答えなくてはなりません。これが評価の30%になります。
【研修費用と援助】研修費用は,約56万円(円相場により変わる)です。独立行政法人日本学生支援機の支援を受けており,奨学金が7万円支給されます。加えて、成績評価係数3点満点中2.3点以上の学生は,総長から研修後に10万円が支給されます。合計すると17万円になります。

●成績評価の方法

英語短期研修プログラムでの各自の評価と出席状況70%、各受講生が決めたプロジェクト調査に基づいて帰国後に英語で行う口頭発表を30%として総合的に評価します。

●教科書

必要に応じて資料を配布します。

●参考書

必要に応じて資料を配布します。

●注意事項

2018年度後期に、説明会およびオリエンテーションを実施します。本研修の参加を検討している学生は必ず出席してください。また、履修登録は、履修登録修正期間を利用し、説明会の後に行います。


●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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