●本授業の目的およびねらい
中国語初級・中級の受講生を対象に、中国語・中華文化圏の文化や社会について、多角的に学ぶ。中国をめぐる様々なトピックに関する知識を深めることにより、日頃の中国語学習をより楽しく実り多いものとすることをめざす。
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●履修条件あるいは関連する科目等
中国上海の同済大学で8月に開催される短期語学研修プログラムに参加を希望する学生を主たる受講対象とする。但し、上記研修に参加しない学生でも受講は可能である。
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●授業内容
授業は、言語文化科目中国語担当教員がそれぞれ専門に基づいた中国の言語・文化に関する講義をオムニバス形式で実施した後、中国交流センター教員が主として実際の中国短期研修に直結する講義を行う。以下に概要を示す。内容、順番は変更される可能性がある。講義は6月5日(水)から開始の予定。
○中国語文法の考え方:ことば・思考・文化(丸尾誠:人文学研究科) 〇中国語の呼称について(胡潔:人文学研究科) 〇日本語文法から見る中国語文法(杉村泰:人文学研究科) ○中国の歴史教科書と歴史認識(土屋洋:人文学研究科) 〇中国古典小説と伝統演劇(笠井直美:人文学研究科) 〇中国における戦争・植民地の記憶(坂部晶子:人文学研究科) ○食生活から見る中国:ことばと文化(甘靖超:人文学研究科) 〇短期研修における異文化適応と危機管理(劉蕾:中国交流センター)
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●成績評価の方法
レポート等の提出による学習成果の評価によって行う。各教員の授業時のアナウンスに充分注意すること。
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●教科書
必要に応じてプリント等を配布する。
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●参考書
必要に応じて授業内で指示する。
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
基本は講義形式ではありますが、上海での短期研修予定の有無を問わず、中国文化理解という動機に基づく積極的・建設的なリアクション(授業中とその後・リアクションペーパーなどによる)を歓迎します。
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