●本授業の目的およびねらい
中級中国語2は中級中国語1の継続であり、引き続き中国語の基礎力を固め、応用力を伸ばすことを目指す。これまでに学んだ基本的な文法事項を定着させ、平易な文章を読解する力、辞書を活用してやや難度の高い文章を自力で読解する力を養う。また、これまで学習した文法事項・語彙を活用して、ある程度公的な場でまとまった話をする場合に用いられる、やや書き言葉寄りの「語り」の文体を身に付け、社会文化に関する平易な会話ができるようにするとともに、練習問題により作文力を高め、実践的な中国語のスキルを身に付ける。同時に、言語の背景にある中国の文化・社会についての理解を深めていく。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
指定クラス 細かな方針は担当教員により異なるので、各教員のアナウンスに十分注意すること。
|
●授業内容
この授業で使用する教科書の本文で取り上げる題材は、中国の大学生活、社会事情、文化風習など身近なものであり、学習を通して中国の実情が理解できるようになっている。会話文の後に、 同じ話題を扱った書面語による文章が配置されており、会話力と読解力とを並行して鍛錬することをねらいとしている。一年次に学んだ文法事項や発音を定着させるとともに、各課に付された練習問題(中国語検定と漢語水平考試(HSK)の形式を意識している)を通して「読む」「聞く」「話す」「書く」力を総合的に高めていく。
具体的な授業内容は以下の通りである。
1.中国菜:“说起…”、“没办法”、程度補語ほか 2.中国的饮料:“连…都…”、“就”、“把”ほか 3.中国的糕点:「“挺”+形容詞/感情動詞+“的”」ほか 4.中国的体育:「動詞+“是”+動詞,“不过/可是”…」ほか 5.中国的自然地理:比較文、「“这么/那么”+形容詞/動詞」ほか 6.中国的行政区划:“相当于”、「只、只有、只是」、可能補語ほか 7.中国的人口与民族:“呢”、“啊”、“等”ほか 8.中国的语言:“对…来说“、「動詞+“得”+形容詞」ほか 9.中国的历史:名詞/動詞(+目的語)+“之后”ほか 10.中国的教育:“只要…就…”“只有…才…”、「疑問詞+“都/也”」ほか 11.中国的宗教:「“没什么”+名詞」、「跟…一样/相同」ほか 12.中国的经济:「“来”+動詞〈+目的語〉」、“不…了”ほか
|
●成績評価の方法
原則として学期末試験(60%)及び平常点(40%)による。 授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。履修取り下げは認めない。
|
●教科書
『会話と読解中心 やさしく楽しい中級中国語 中国基礎知識12編』、郭春貴ほか、白帝社
|
●参考書
必要に応じて授業で紹介する。
|
●注意事項
辞書を使用し、予習・復習を十分に行なうこと。 また、辞書を必ず持参すること。
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
授業上の注意 ・最初の授業でガイダンスを行います。 ・参考書、辞書についてはガイダンスで説明します。 ・辞書を使用し、予習・復習を十分に行う必要があります。
|