●本授業の目的およびねらい
1年次に学習したドイツ語の文法知識をもとに文章構造を理解する。「読む」「書く」「聞く」「話す」の力をバランスよく総合的に身に付けることを目指す。 1)日常生活で頻繁に使われる言葉や表現に慣れる 2)日常的で具体的な事柄をテーマとした、まとまった長さのドイツ語テクストを読むことが出来るようになる。 3)異文化としてのドイツ語圏の生活や文化について知り、視野を拡げつつ自らの属する社会や文化についても考える
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●履修条件あるいは関連する科目等
1年次に身に付けたドイツ語運用能力(文法的知見、語彙、それらを総動員してドイツ語を受容・発話しようとする意欲)があることを前提とします。
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●授業内容
授業展開 テキスト全体のテーマ、段落ごとのテーマ、ひとつひとつの文の構造などを意識しながら、「ドイツ語」文そのものを読めるようになることを目指します。そのためのトレーニングとして、黙読・和訳の「読む」作業だけではなく、テキストを聞く、テキストに関連する内容の文章を自分でも書いてみる、また発話する、そして日常的に頻繁に用いられる文法事項を自分に定着させる、といった練習も行います。
授業で扱うテーマと進行 進行 1)発音・音読 2)単語 3)内容把握 4)文法のまとめ テーマ 1.Hallo! 自己紹介:語順の一般的な原則(1年次の復習) 2.Deutschland ドイツについて:前置詞・比較表現・名詞の性 3.Reisen mit Zug und Fahrrad ドイツ旅行:接続法Ⅰ式・分離動詞/非分離動詞・関係副詞 3.Aus dem Märchenwald 童話:助動詞・過去表現(過去と過去完了)・接続詞(従属・並列) 4.Wien ウィーンのカフェと文化:esの用法・現在完了・絶対比較級 5.Welterbe ドイツの世界遺産:複合語・分子構文・受動態 6.Deutschland, Land der Ideen ドイツ語圏の発明品:外来語・定関係代名詞・zu不定詞句 7.Es war einmal die DDR ベルリンの壁と東ドイツ:接続法Ⅱ式・非現実話法 8.Rund um die Neunte 19世紀・芸術と文化:man/不定代名詞・非人称熟語表現
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●成績評価の方法
平常点30%(授業貢献度、宿題、ペア、グループ作業など授業参加状況)小テスト及び発表30%、期末試験40%、5回以上授業を欠席した場合は「欠席」とする、定期試験を受験しない者は「欠席」とする。
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●教科書
ウーテ・シュミット他著『CD付き ファウストとメフィストと学ぶ ドイツ文化8章 プラス・エクストラ』 Kennzeichen. de Faust und Mephisto (三修社)ISBN978-4-384-13095-9 C1084
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●参考書
必要に応じて授業時に紹介します
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●注意事項
授業には辞書を持参してください。また、宿題を含め、予習をして授業に参加してください。遅刻については、特別な理由がない限り認めません。5回以上欠席した場合、定期試験の受験を認めません。授業中の私語・携帯の使用を厳禁します。テキストの不携帯に十分気を付けること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
間違いを恐れず、思い切って発音してみましょう。 積極的な授業参加を望みます。
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