●本授業の目的およびねらい
本授業は、英語という言語、その言語が培ってきた文化、および現代社会における英語文化についての深い教養を身につけることをその目的とする。英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
英語によるセミナー形式の授業を行います。近年、注目されている情報技術(ICT or IT)の最新発展状況と動向及び日本社会の諸問題・動向をテーマとした英字新聞及びリーディングマテリアルを扱いながら、関心のあるイッシュ―を各自選び、リーディングマテリアルの内容をもとに自分の主張をまとめ、英語プレゼンテーションを行います。プレゼンテーション後はオーディエンスとのディスカッションやディベートを行うことによって当該イッシューに対する理解を深めます。 資料の必須単語・フレーズを学習しつつ、自分の主張・考えを皆の前でプレゼンし、グロバライゼーションに相応しいい英語力を身につけましょう。さらに、情報技術(ICT)が社会・文化に及ぼす影響への理解をも深めることを目指す。
●英語でプレゼンテーションを行うための手順は以下の通りです。 (1) 問題意識(Research Question)を設定する:各自興味のあるテーマを決める (2) 資料収集:Japan Times/The New York Times、英語ブログなど英語で書かれている記事・ドキュメント・コンテンツからテーマにふさわしい記事を各自選別(あるいは、指定)する (3) 原稿作成:Critical Thinkingに基づいてプレゼンテーション原稿を作成します。授業中個別指導を行いますので、各自のスピードに合わせ進めていきますので心配は要りません。 (4) 発表資料作成:原稿を発表資料化する作業に進みます。発表はパワーポイント(PPT)、キーノートなどプレゼンテーションソフトを用います。 (5) いよいよプレゼンの日!皆とのディスカッション・ディベートも楽しみです。
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●成績評価の方法
対面授業は、毎回の出席、授業への参加度、レポートまたはテストで評価。 授業全体の評価は、以下の「注意事項」参照。 毎回の出席を重視する。予習が不可欠。辞書(電子辞書が望ましい)を持参すること。
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●教科書
直接教材としては講義資料を配布する。
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●参考書
英和、和英、英英辞典、デジタル辞書の方が望ましい(毎回、持参すること)
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。 ・英語でのプレゼンテーションはこれから社会生活を営む上で必須要件となりつつあります。 この授業で皆と一緒に楽しく英語を学んでいきましょう! ・“日本にいながら英語を勉強する理由はなに?”についても一緒に考える機会となると思いますので、奮ってご参加ください! ・双方向的コミュニケーションを図りながら授業を進めていきたいと思いますので、自発的な授業参加(個人発表およびディベートへの参加)が望ましい。
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