●本授業の目的およびねらい
本授業は、英語という言語、その言語が培ってきた文化、および現代社会における英語文化についての深い教養を身につけることをその目的とする。英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
英語(基礎)・英語(中級)・英語(上級)
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●授業内容
社会言語学に関連した原文を読みながら、自分の言語や文化と照らし合わせて討論を行う。音読、英語による言い換え、討論の順で授業を進める。途中、定期的に電子教材の小テストを行う。
第1週 Introduction/ syllabus 説明 第2週 Compliment とは? 第3週 Compliment を使うのはだれか 第4週 Compliment 使用における男女差 第5週 何についてcompliment するか 第6週 Compliment とPower play 第7週 ここまでのまとめとIn-class Exam 第8週 謝罪とnegative politeness 第9週 だれがもっとも謝罪するか 第10週 謝罪における男女差 第11週 謝罪に値するもの 第12週 人は謝罪にどう対応するか 第13週 上司との関係 第14週 友人と許し 第15週 総括とIn-class Exam
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●成績評価の方法
授業参加度、予習状況、等 50%、 授業内テスト成績 30%、電子教材の進捗と成績 20%
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●教科書
Women, Men and Politeness. 「男と女のポライトネス」Janet Holmes著、渡辺和幸編注。(2003)英宝社。ISBN: 4-269-14027-5
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●参考書
English-Japanese and English-English dictionaries
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。予習が必須。調べてもわからなかったことに関しては、授業の初めに時間を取るので必ず質問の用意をしておく。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。 遅刻は授業開始後15分まで。遅刻3回で1回欠席とみなす。居眠り、私語、授業に関係ない携帯電話いじり等、一度注意して改まらない場合は平常点より減点する。予習していないことが判明した場合も同様。やむを得ない事情で遅刻や欠席をしたときは、その証拠となる文書(病院の領収書、交通機関の遅延証明書等)をすみやかに提出すること。
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