●本授業の目的およびねらい
本授業は、英語という言語、その言語が培ってきた文化、および現代社会における英語文化についての深い教養を身につけることをその目的とする。英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
授業を5回以上欠席した場合、レポート試験を受ける資格を失います。毎回辞書を持参すること。授業時に私語を慎み、スマホ、携帯のスイッチは切っておくこと。授業の途中で席を立たないこと。
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●授業内容
以下のような内容で、英語および英語文化についての知見を深める。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』(洋書)、『鏡の国のアリス』(洋書)を教科書に用いる。 1.イントロダクション、ウサギの穴について 2.涙の池について 3.長いお話、長い尻尾 4.メアリー・アンとビル 5.イモムシの忠告 6.ブタ、コショウ、公爵夫人 7.ティー・パーティー 8.女王様とクローケー 9.モック・タートルのお話 10.ロブスターのダンス 11.タルトを盗んだのは? 12.不思議の国とは? 13.鏡の国へ 14.おしゃべりする花たち 15.おしゃべりする昆虫 レポート試験
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●成績評価の方法
レポート試験70%、英文エッセイ20%、授業参加度(予習・復習・参加態度含む)10%。履修取り下げ制度は採用しません。Fは総合評価得点が60%に満たなかった場合、欠席は定期試験を受けなかった場合、受講を途中で放棄した場合の判定です。
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●教科書
Lewis Carroll.The Annotated Alice. Edited by Martin Gardner. Penguin Books. ISBN 978-0-14-028929-9
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●参考書
授業時に指示します。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。授業時に提出する英文エッセイについては、授業時に指示します。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。 予習・復習をしっかり行うこと。発表は十分に準備をして積極的な姿勢で行うこと。また受講生は発表者でない場合も、積極的に発言してください。日本語の翻訳は使わないこと。
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