●本授業の目的およびねらい
学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
テキストに則って、プレゼンテーションの基礎的な技術を培う(授業の展開は、基本的にテキスト通りである)。 具体的には、プレゼンテーションをする際のジェスチャー等たちふるまい、効果的なスライドの作り方、さらには、プレゼンテーションの構成について学ぶ。また、プレゼンテーションを行う上で有用なフレーズの学習や、発音の練習も行う。 生徒は、授業の中で簡易プレゼンテーションを作り、発表する機会が何度かある。また、その集大成として、全出席者が参加するグループワークでのプレゼンテーションおよび簡易ディベート、さらに、全出席者個別による5分弱のプレゼンテーションを行い、これを試験とする。 また、授業では、良質なプレゼンテーションの動画も紹介する。
毎講義ごとに重要表現を暗記する課題を課す。出欠確認の際にこれらを簡易テストでチェックするので、それら表現も覚えてくること。 講義で指定した宿題を必ずしてくること。私語など、授業の妨害となる行為は厳禁。
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●成績評価の方法
課外学習(20%)、出席および重要表現簡易テスト(15%)、個人プレゼンテーション含む授業・課題への取り組み(30%)、スライド作成についての授業内課題(10%)、グループワークプレゼンテーションおよびディベート(25%)
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●教科書
David Harrington, Speaking of Speech (New Ed.), Macmillan, 2009.
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●参考書
特になし
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習教材「eFACE」を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
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