●本授業の目的およびねらい
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業。日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。英語の聞き取りも漫然と聞いていただけでは、とても無理だろう。この授業では、日本語と英語の音声の違いを念頭に置きながら、どうしたら聞けるようになるか、そのカギとなることに理屈から迫ろうと試みる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
(英語とは限らない)音声学
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●授業内容
主な内容は以下の通り。子音、母音の発音の仕方、音の連結・脱落・同化、音節,強勢、イントネーションなどを学ぶ。それぞれに練習問題がついている。個人的に重視するのは子音、母音の発音(日本語との違いはむろん)、音の脱落・同化の問題で、これがヒアリングの最大の問題点である。また、類似の音を持った単語なども指摘したい。これらを一通り学んだ後には、時間が許せばTOEICなどのテストやディクテーションを行ってみたいと思う。授業展開は以下のとおり。1:英語の音について 2:母音 3:二重母音 4:特殊な二重母音 5:子音(閉鎖音、鼻音、摩擦音)6:子音(破擦音と側音)7:音節と語強勢 8:音のつながり(脱落)9:音のつながり(同化 1)10:音のつながり(同化 2)松坂ヒロシ、『英語音声学入門』、竹林滋、『英語音声学』(ともに研究社)11:イントネーション 12:合成語と名詞連続 13:感嘆文など 14:話者の意図とイントネーション 15:総括 『大人の英語発音講座』(NHK出版)、平澤正夫、『通じる英語・上達のコツ』(洋泉社)など。
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●成績評価の方法
講義分の評価(50%)はテストによる。これに課外学習とTOEFLITPの成績(50%)が加えられる(【注意事項】参照)
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●教科書
Imai Yumiko and others, Sounds makes Perfect (Eihosha) ISBN9784269630130
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●参考書
授業内容の欄に一部記しました。必ず手に取ってみること。それ以外は、テキストの参考文献欄を参照するか、講義中に指示します。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFLITPの成績(Listening、Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。 日ごろから英語を聞く習慣をつけること。そのためにネットなどの活用等についても触れたい。
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