●本授業の目的およびねらい
大学の勉学に必要な日本語運用能力のうち、特に文章表現能力を強化する。高度な読解能力やレポートなどを書く力を養成する。大学での勉学に必要とされるアカデミックな日本語の文章を読んだり書いたりするために、さまざまな問題を扱った文献等を読んだり、それに対する自分の考えをまとめる練習を通して、他の授業などで役に立つ文章表現能力の向上をはかる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
日本語(口頭表現)2とともに履修すること。
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●授業内容
書籍やインターネットなどを通じ集めた情報から必要な情報を選択するためには、単なる読解ではなく、文章を批判的に検討したり、要点をつかみ、自分の意見と論理的に関連させる必要がある。そのために、多くの関連文献を読み、ディスカッションを行う中で、多角的な視点から文章を考え、まとめる練習を行う。また、レポートや論文を書くための表現や文体などを身につける。各自、文献の内容、それに対する自分の考えをまとめ、ハンドアウトを作成し、レポートを作成するなかで、文章理解および論理的な文章を書くことを学習する。
01.オリエンテーション 02.メール文の書き方 03.資料を読み、意見を言う。まとめて書く 04.レポートに用いられる語彙・表現を学ぶ 05.説明文の書き方 06. 説明文の書き方 07.意見文の書き方 08.要約・引用のしかた 09.アウトラインの立て方 10.ハンドアウトの作り方 11.レポートを書く手順 12.レポートの構成 13. レポートの作成 14.レポートの作成と点検 15.まとめ
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●成績評価の方法
履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
特になし
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●参考書
野田尚史・森口稔『日本語を書くトレーニング』ひつじ書房 戸田山和久『論文の教室―レポート作成から卒論まで』NHKブックス
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●注意事項
特になし
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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