2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190021109

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(中級)
●主担当教員名
榎本 洋

●単位数
1単位

●開講時期
Ⅱ期
月・1
●対象学部
情(人間)



●本授業の目的およびねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

●履修条件あるいは関連する科目等

なし

●授業内容

この授業は、基礎で学習したパラグラフ・リーディングとライティングのスキルをより高め、専門分野における論文を読み解くための準備段階に位置付けられます。授業では、テキストを速読し、構造と内容を理解することと、そのトピックについて自らの意見をエッセイとして表現することをめざします。その際、リーディングではコロケーション(連語)を意識すること、またライティングでは英語のレトリック(日本語との違いなど)を考慮しながら進めていきます。
テキストの内容は現代における海外のTEDを手がかりにした教材です。学術的な文章を読み書きしていくうえで役立つ内容であるだけでなく、世界の人びとと渡り合い、仕事をしていくうえで知っておくべき基礎知識を扱ったものです。メディア社会におけるリテラシーについて考えさせてくれる内容です。

●成績評価の方法

成績評価は対面授業(50%)と課外学習(50%)の割合で評価する。対面授業では、小テスト(30%)ライティング課題(20%)として評価する。課外学習については、注意事項を参照のこと。

●教科書

21st Century Reading 3A (Cengage Learning)
ISBN 13:978-1-305-26571-4

●参考書

適宜指定する。

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(中級)用「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。


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