●本授業の目的およびねらい
ドイツ語が100年前の日本の教育の中で現代の英語のような役割をになう外国語だったことをご存じですか。ドイツ語を学ぶことは、現在EUによって統合が進むヨーロッパ圏を知るためのいくつも入口の一つ、といっていいでしょう。英語と似ているようで異なるドイツ語を、問う、答えるというインターアクションを通じて中高の英語とはちがうアプローチで学習する入門編です。 春学期は文法の基礎をかためて秋学期のドイツ人の先生による授業に備えます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
月曜2限の今井田先生とペア授業です。
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●授業内容
この授業では、多くの練習問題を行うことによってドイツ語特有の文法構造を理解するとともに、各課で扱う基本的な文型や重要な表現を用いたパートナーとの口頭練習、CDを用いた聞き取りを行うことによってドイツ語を話すための基礎となる文法知識の定着をはかります。
内容は、以下のとおりです:
1.挨拶をする:発音とドイツ語の簡単な挨拶 2.知り合いになる:人称代名詞、動詞の現在人称変化と語順(平叙文・疑問文) 3.ドイツ語でなんと言いますか:名詞の性(男性・中性・女性)と格について(1格・4格) 4.持ち物を尋ねる:haben(持っている)、名詞の複数形 5.好きなこと、嫌いなことについて尋ねる:不規則な変化をする動詞、命令形 6.体の調子を尋ねる:人称代名詞の3格・4格と語順 7.家族を紹介する:所有冠詞と否定冠詞
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●成績評価の方法
平常点70%(授業態度と小テスト)、期末試験30%。5回以上欠席(公欠を除く)した場合、および学期末試験を受けなかった場合は成績評価の対象とみなしません。
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●教科書
今井田・前田共著 シュリット・ヒュア・シュリット ノイ (三修社)
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●参考書
独和、和独辞典 どのような媒体でも構いませんが翻訳ソフトのみは不可
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
基本文例の反復や口頭練習中心の参加型授業です。声に出してパートナーと一緒に課題に取り組む積極的な態度が必須条件になります。疑問に思ったり、説明をもう一度聞きたいときは恥ずかしがらずにいつでも言ってください。
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