2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190013102

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(基礎)
●主担当教員名
滝川 睦

●単位数
1単位

●開講時期
Ⅰ期
水・1
●対象学部




●本授業の目的およびねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

●履修条件あるいは関連する科目等

授業を5回以上欠席した場合、試験を受ける資格を失います。毎回辞書を持参すること。授業中に私語を慎み、スマホ、携帯のスイッチは切っておくこと。授業の途中で席を立たないこと。

●授業内容

以下の内容で、基本的なリーディング能力とライティング能力を養成します。教科書は自主編集教材を用い、英語文化についての教養を高めることのできる、含蓄に富む英文―John BergerのWays of Seeingや、Dana ArnoldのArt Historyなど―を抜粋してテクストとします。
1.イントロダクション、ものの見方
2.絵のイメージと神秘化
3.遠近法とものの見方
4.複製とアート
5. フェルメールの絵画
6.油絵の歴史
7.ホルバインのだまし絵
8.家族の肖像
9.芸術の歴史
10.ジョン・コンスタブルの絵画
11.ベラスケスの絵画
12.ジャクソン・ポロックの絵画
13.レオナルド・ダ・ヴィンチ
14.アートを解読する
15.総括
定期試験
上記内容を、受講生の能力に応じてフレキシブルに展開させていきます。

●成績評価の方法

定期試験70%、英文エッセイ20%、授業参加度(予習・復習・参加態度含む)10%。履修取り下げ制度は採用しません。Fは総合評価得点が60%に満たなかった場合、欠席は定期試験を受けなかった場合、受講を途中で放棄した場合の判定です。

●教科書

第一回目の授業で教材プリントを配付します。したがって第一回目の授業には必ず出席すること。

●参考書

授業時に指示します。

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディング・リスニング(Aコース、PreAコース以外)、「Listen to Me」(Aコース、PreAコース)を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
予習・復習をしっかり行うこと。英語の運用能力を涵養するためには、日々英語に貪欲に取り組むことが大事である。


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