2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190012426

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(基礎)
●主担当教員名
久米 和代

●単位数
1単位

●開講時期
Ⅰ期
火・4
●対象学部
工(物工・マテ・エネ)



●本授業の目的およびねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし。

●授業内容

リーディングでは、パラグラフの概念・パラグラフの基礎的な構成とともに、背景知識(スキーマ)の活用・語彙チェック・大意把握(スキミング)・詳細情報の発見(スキャニング)などの読解スキルを学ぶ。
ライティングでは、パラグラフの基本的な構造に従い、主題文・支持文の書き方、本文の展開方法(因果関係・例示・定義・分類・比較対照など)を、実際にパラグラフ単位の英文を書くことを通して学習する。
具体的な授業内容は、以下の通りである。尚、授業では、インターネットや新聞、雑誌等の記事も演習問題として活用し、教科書で学んだ内容を確認・応用していく。

1  Introduction
2  What is a Paragraph? パラグラフとは?
3  The Topic Sentence  主題文とは?
4  Supporting Sentences 支持文とは?
5  Time Order 時間の順序
6  Space Order 空間の順序
7  Process and Direction 過程・手順と指示
8  Cause and Effect  因果関係による展開
9  Review  
10 Examples 例示による展開
11 Definition  定義による展開
12 Classification  分類による展開
13 Comparison and Contrast 比較・対照による展開
14 From a Paragraph to a Short Essay パラグラフから小論文へ
15 Review   

●成績評価の方法

授業への参加度40%、期末試験40%。
これに課外学習分(20%)を加味する。注意事項参照。

●教科書

Get Your Message Across: Writing Communicative Paragraphs 神保尚武他著、南雲堂

●参考書

必要に応じて、授業に於いて紹介。

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディング・リスニング(Aコース、PreAコース以外)、「Listen to Me」(Aコース、PreAコース)を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。


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