●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:天皇制について理解する 古代から近現代まで、天皇はいかに継承されてきたのか。それについて書かれた書籍を読み、この問題について関心を高めるとともに、内容を的確に読解する能力を養う。受講生同士の討論、質疑応答を重視する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
高等学校で日本史や世界史を履修していることなどは問わない。日本社会や天皇制に対して興味関心を持つこと。
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●授業内容
毎回、テキストを読み予習をし、そこで感じたこと、考えたこと、疑問に思ったことなどをセミナー中に受講生で話し合い、討論する。
1 イントロダクション 2 古代(1) 3 古代(2) 4 中世(1) 5 中世(2) 6 近世 7 近現代(1) 8 近現代(2) 9 近現代(3) 10 東洋 11 西洋 12 関連文献(1) 13 関連文献(2) 14 関連文献(3) 15 まとめ
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●成績評価の方法
毎回の予習ノート、毎回の質疑応答への参加姿勢をもって評価する。 履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
歴史学研究会編(加藤陽子責任編集)『天皇はいかに受け継がれたか―天皇の身体と皇位継承』(績文堂出版、2019年)第1回目のときに購入する。
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●参考書
適宜、紹介する。
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●注意事項
毎回テキストの該当部分をしっかりと読むこと。セミナー時間内には積極的に参加すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
2019年、平成から新しい元号へと変わります。 天皇が退位するというのは、近現代のなかで初めてです。 なぜ、天皇は退位したのでしょうか。 これまで、天皇はどのように受け継がれてきたのでしょうか。 古代から近現代までを明らかにしつつ、東洋・西洋についても述べられた書籍を読む中で、考えてみたと思います。
今まさに、時代が動いている中で、この問題を考えてみたい人を待っています。
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