●本授業の目的およびねらい
本基礎セミナーは、新入学生向けの「初年次教育」として、「少人数のセミナー形式」で行う授業であり、そこでは、課題の設定、情報の収集、情報の整理・分析、まとめ・表現という課題探究的な学習活動により知的トレーニングを行うことがねらいとされています。 基礎セミナーB(後期)においては、前期において行った小グループ活動を発展させ、個人追究として実施することを予定しています。
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●履修条件あるいは関連する科目等
基礎セミナーAとBは、同一の主題を異なる形式(小グループ追究・個人追究)で実施するため、1年を通じた履修を原則とします。
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●授業内容
以下の点に留意しながら、文献と貢献を基にした「個人」での探究活動を行います。なお、個人テーマの選択は、基礎セミナーAで取り組んだ内容を基本に、「自分の将来像に結びつけ」て取り組みを考えていきます。
①新書や入門書等、3~5冊の文献・資料を元に、自分の課題意識を発展させながら明らかにしたい課題をより明確に設定する ②課題探究のために複数の文献を照応させながら、また「現場」や「当事者」と直接かかわったり、参画したりしながら、文献では理解できないリアリティを実感する ③個人追究の過程で、人と関わる豊かな社会性とコミュニケーションの力、基本的な社会的マナーを育てる ④成果報告には、自分ならではの思考(創造性)や十分な吟味(批判性)を織り込む ⑤成果報告は、単純にPPTに頼らず、聞き手に具体物や映像を示すなど聞き手にリアリティを感じさせる方法で行う。 ⑥レポート試験においては、文献引用の方法、参考文献の記載の方法、見出しによる内容構成とその記述方法など、レポート執筆の基礎的な内容を踏まえること。
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●成績評価の方法
個人追究30%、成果報告30%、レポート試験30%、裁量ポイント10%(交流会への参加等)。
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●教科書
原則として、共通テキストは、授業内で配布または紹介します。 個別活動に伴うテキストは、各自で選定・入手します。
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●参考書
受講者の個人探究課題に応じて、各自で選択します。
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●注意事項
この機会を通して、自分の中にある関心や意識を見つめなおし、社会の様々な課題の解決に携わられる人の姿に触れ、触発されながら、実感ある学びを経験をするよう心掛けましょう。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
秋学期は、特に行動範囲が固定化される時期でもあります。あえて普段とは違う場所や人に出会いにいくなど、普段から新しい可能性を広げることを心がけましょう。
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