●本授業の目的およびねらい
テーマ:「情報機器・サービスの過去と未来」
近年,重要な社会基盤となっている情報機器・ソフトウェア・ネットワークサービスの発展の歴史と現状を調査し,発表および議論を行う.さらに,将来的に流行する,もしくは必要とされる機器やサービスなどを調査結果をもとに各自で発案し,発表および議論し評価する.本セミナーを通して,既存の技術や歴史を調査しまとめる能力,および調査結果から新しい発想を導く能力,さらに,それらを人に伝え議論する能力を養う.
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
本セミナーでは前述のテーマに沿い,いくつかのサブテーマを設定し,少人数のグループごとに歴史,現状を調査し,発表を行い,全員で議論する.サブテーマは以下のような項目が想定される. ・パソコンやソフトウェア ・携帯電話 ・SNS(Facebook,Twitterなど) ・記録媒体 また,古くから研究されている人工知能や,昨今,話題になっている自動運転などもサブテーマの候補とする.新しい機器,サービスを考案する際には発想の方向性に合わせてグループを再編し,次世代の機器・サービスの発案に取り組む.
授業スケジュールは以下を予定している. 第1週:自己紹介,テーマ説明 第2週:サブテーマの設定とグループ分け 第3週:調査方法,発表方法に関する説明 第4〜7週:サブテーマに関する歴史と現状を発表・議論 第8週:グループの再編 第9,10週:全体,グループごとに議論 第11〜14週:次世代機器のアイディアを発表・議論 第15週:まとめ 発表方法やスケジュールはセミナー中の議論により変更する場合もある.また,第2週以降のセミナーの司会も受講生が交代で務める.
発表・議論の際にはセミナー中に発表内容・議論をまとめたレポートを作成し,発表グループがそのレポートを評価することで,発表に対するフィードバックを行う.
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●成績評価の方法
出席,発表,議論への参加,レポートを通して,人に伝え議論する能力が養ったかを総合的に評価する.
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●教科書
特になし.調査項目に応じてセミナーの時間外に図書館にある書籍を利用して調査を行う.
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●参考書
特になし.調査項目に応じてセミナーの時間外に図書館にある書籍を利用して調査を行う.
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●注意事項
テーマに関する専門的知識は問いません.
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
近年,スマートフォンやタブレット端末が急速に普及し,我々の生活に大きな影響を及ぼしています.学生のみなさんが生まれたころにはパソコンが一般家庭にも普及しており,多くの人が10代の頃から多機能携帯電話を当たり前のように使ってきたかと思います.本セミナーでは,パソコンや携帯電話,SNSなどの歴史や現状を改めて調査することで,今の社会インフラを見直し,さらに将来流行しそうな情報機器やサービスについていっしょに考えてみましょう.若い皆さんのユニークな発想を楽しみにしています.
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