●本授業の目的およびねらい
この授業では、新たな知見を見いだすための創造的思考を身につけてもらうことを目的とします。具体的には,創造性に関する本を紹介しながら、創造性はいかに創られるのか、ということについて考えていきます。また、新たなアイデアの源泉となるであろう、データ分析(統計的因果探索)についても紹介します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
皆さんが大学で学ぶことは、所属する学部・学科が扱う学問分野における学術的な知識・理論・応用を単に修養することではありません。むしろ、その分野における体系化された知識、学術的な理論・応用を基盤として、新たな知見を見いだす術を身につけることにあります。
この授業では、まず、創造性に関する本を紹介しながら、創造性はいかに創られるのか、ということについて考えていきます。また,AI,ビックデータ分析の基礎となる統計的因果探索に簡単に紹介します.
1.ガイダンス 2.2000年間で最大の発明は何か 3.ビル・ゲイツの面接試験 4.世界を変えたアップルの発想力 5.グループワーク1 6.創造性はいかに創られるのか 7.思考の整理学 8.ドラッガーの知的生産の技術=勉強法 9.グループワーク2 10.データ分析の力 因果関係に迫る思考法 11.統計的因果推論 12.創造的思考 13.発表 14.発表 15.発表
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●成績評価の方法
努力・意欲,発表能力・内容,討論への参加,報告書・レポート(各25%)
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●教科書
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●参考書
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
いかにして新たな知見を見いだすことができるのか.この問いに真摯に向き合って下さい.そのためには,問題をより深く捉え,より根源的な存在に迫る必要があります.しかしそれだけではブレークスルーとなる新たな知見は得られません.取り組んでいる専門分野の研究だけで無く,それ以外の専門分野にまたがる学際的な領域の研究を俯瞰的に眺め,複眼的な思考で挑むことで初めて新たな知見が得られるものと考えています.ブレークスルーとなる新たな知見を見いだせるようがんばって下さい.
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