●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:映像作品の制作 私たちの周りには、映像があふれています。しかし、映像ってそもそも何なのでしょう? 映像の成り立ちや、映像の根源的な力について、多角的に知ることが目的となります。 実際にカメラを扱い、撮影や編集の方法を知り、「映像とは何か?」実践を通して考えることで、 映像作品を制作する上での基礎となる力と、思考力を身につけます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
履修条件:授業に積極的に参加すること。映像を基礎から学ぶので、撮影や編集の経験がなくても大丈夫です。 関連科目(全学教養科目):「現代芸術論」「表象芸術論」「音楽芸術論」「芸術と人間精神」などの芸術系講義を履修することを推奨します。
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●授業内容
はじめに映像の歴史を振り返り、映像の成り立ちに触れながら、自分たちの手を使ってその基本的な構造を体験します。 映像は、言葉と違い「意味」に直接的に結びつかないため、一見、抽象的なようで、その実、とても具象的なものです。 そのような映像の奥行きを「観ること」「撮ること」「撮られること」などを通して実践的に学び考えます。 最終的にはグループを組み、映像作品を制作し、発表します。
01. オリエンテーション:授業の進め方や成績評価方法についてなど。ディスカッション:「私の好きな映像作品」 02. 作品鑑賞・批評:“はじまりの映像について” 03. 映像のコマ(フレーム)について知ろう。 04. 作品の鑑賞とディスカッション 05. 映像基礎1:撮影してみよう(カメラの基本操作について)※課題制作 06. 映像基礎2:編集してみよう(映像素材の編集について)※課題制作 07. 小作品発表, ディスカッション 08. 映像制作1:作品企画(グループ制作)※課題:企画内容をまとめる 09. 映像制作2:企画プレゼンテーション ※課題:撮影準備 10. 映像制作3:撮影 ※課題制作 11. 映像制作4:編集 ※課題制作 12. 作品発表, ディスカッション
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●成績評価の方法
受講態度やディスカッションなどへの積極性(20%)、課題への取り組み方(20%)、作品内容(30%)、プレゼンテーション(30%)等を総合的に評価します。 なお、履修を取り下げる場合は、「履修取り下げ届」を提出してください。
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●教科書
必要に応じて、適宜プリントを配布します。
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●参考書
必要に応じて適宜紹介します。
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●注意事項
課題制作のために、授業時間外で一定の時間の確保が必要になります。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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