●本授業の目的およびねらい
本基礎セミナーは、新入学生向けの「初年次教育」として、「少人数のセミナー形式」で行う授業であり、そこでは、課題の設定、情報の収集、情報の整理・分析、まとめ・表現という課題探究的な学習活動により知的トレーニングを行うことがねらいとされています。 私が担当する基礎セミナーA(前期)においては、小グループに分かれ、関心のあるテーマを相互にすり合わせながら、一つの課題に練り上げて探究活動を行います。
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●履修条件あるいは関連する科目等
基礎セミナーAとBは、同一の主題を異なる形式(小グループ追究・個人追究)で実施するため、1年を通じた履修を原則とします。
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●授業内容
以下の点に留意しながら、「小グループ」での探究活動を行います。なお、テーマ選択の原則としては「現代社会における国内外の諸課題」としておきます。 ①新書を中心とした3~5冊の簡易な文献や資料を元に、自分たちの課題意識を掘り起こしながら課題を設定する ②課題探究のために「現場」や「当事者」に直接足を運んで生きたデータを収集する ③その過程で、人と関わる豊かな社会性とコミュニケーションの力、基本的な社会的マナーを育てる ④仲間とともにタスクを公平に分担し、協同して成果をまとめる ⑤プレゼンテーションには、自分ならではの思考(創造性)や十分な吟味(批判性)を織り込む ⑥プレゼンテーションは、単純にPPTに頼らず、聞き手に具体物や映像を示すなど聞き手にリアリティを感じさせる方法で行う
<授業の展開(案)> 01 オリエンテーション:自己紹介と相互理解 ―これまでの育ちと関心事― 02~03 課題への接近:ビデオ視聴とディスカッション、小グループ編成 04~05 課題設定:課題の設定に向けた話し合いと課題発表 06~09 調査活動:グループ別活動 10 中間報告: 11~14 プレゼンテーション:まとめの準備と報告会の実施 15 総括ディスカッションとレポート試験内容の提示 *状況によって、随時海外からのゲストとの意見交換会・交流会を設けます。(国際化対応)
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●成績評価の方法
課題探究25%、プレゼンテーション25%、レポート試験25%、裁量ポイント25%(グループ活動への貢献等)。なお、履修取り下げ制度を採用します(5月末までに所定の様式で提出)。
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●教科書
原則として、共通テキストは、授業内で配布または紹介します。 個別活動に伴うテキストは、各自で選定・入手します。
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●参考書
受講者の関心に応じて、各自で選択し探究活動の役に立てます。
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●注意事項
この機会を通して、自分の中にある関心や意識を見つめなおし、社会の様々な課題の解決に携わられる人の姿に触れ、触発されながら、実感ある学びを得る経験をするよう心掛けましょう。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
せっかく大学に来たのですから、指示されて学ぶのではない学びを楽しみましょう。。
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