2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190012530

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
山本 雅基

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・5
●対象学部
情(自然・コン)・理・農・工(物工・エネ・マテ・機航・土建・電情)



●本授業の目的およびねらい

本授業では,調査力や思考力や発想力や協働力を養成します.これらの能力は,皆さんが将来に専攻する分野が何であれ,皆さんの研究の基礎力になります.さらに,Google Apps Script(GAS)というプログラミング言語も学びます.プログラミングを体験することは,皆さんの専攻が何であれ,将来の研究に役立ちます.その上でGASで作るアプリケーションをグループで討議して,調査力や思考力や発想力や協働力をさらに高めます.

●履修条件あるいは関連する科目等

コンピュータ,インターネットに興味があること.講義に持参可能なWindowsないしMacのノートPCを持っていること.

●授業内容

(注意)授業の進捗に合わせて,授業内容を変更する場合があります.
1. ガイダンス(1回目)
 授業の目的や進め方を説明します.
2. 図書館利用法(2回目)
 図書館を利用して文献調査を行う方法を学びます.
 文献調査の能力は,勉強・研究に有効です.
3.コミュニケーション技術(3回目)
 コミュニケーションを技術として学びます.
 次に,その技術の実践を演習を通じて能力を高めます.
4.発想技術(4回目)
 発想を技術として学びます.
 次に,その技術の実践を演習を通じて能力を高めます.
5.クリティカルシンキング(5回目)
 丁寧に考える技術の概要を学びます.
6.技術文書のライティング(6,7回目)
 良質な技術文書を書くための基礎的なライティング技術を学びます.
 次に,その技術の実践を演習を通じて能力を高めます.
7. Google Apps Script(GAS)を学ぶ(8-11回目)
 GASを用いたプログラミング技術を学びます.
8. アプリケーションの考案と発表(12-15回目)
 グループで,GASを用いたアプリケーションを考えて発表します.

●成績評価の方法

出席(20%),演習(50%),発表(30%).履修取り下げ制度を採用しない.無断欠席は減点する.

●教科書

特になし

●参考書

講義内で必要に応じて紹介

●注意事項

Googleアカウントを取得して頂きます.GASのプログラミング環境としてWebブラウザを使います.

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

名古屋大学が目指す「勇気ある知識人」になるためには,知識を覚える勉強をするだけでは不十分です.その知識を発揮する能力を高める必要があります.この授業で養成する調査力や思考力や発想力や協働力は,発揮する能力の一部です.頭でっかちにならずに,行動力を高めることを皆さんに期待します.


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