●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:「モビリティー社会の未来を考える」 第四次産業革命が社会や我々の暮らしを変革しつつあります。本セミナーでは自動車産業のCASEを事例に取り上げ、様々な視点から調査を行い、その背景、意義、課題を読み解きます。さらに「モビリティー社会の未来」の構想を試みます。 研究活動の基本となる調査、発表、議論を体験するとともに、課題解決に向けた多面的なものの見方、多様な意見を持つメンバーとのコミュニケーション力を高めることを狙いとします。CASE:「Connected」「Autonomous」「Shared/Service」「Electric」の略
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●履修条件あるいは関連する科目等
テーマに興味のある方なら特に履修条件はありません。
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●授業内容
1.授業ガイダンスおよびテーマ概要の説明 2.自動車産業の課題とサブテーマの提⽰(変更の可能性あり)、グループ分け ① 環境・エネルギーとモビリティー ② 社会(都市・地方)とモビリティー ③ 人とモビリティー 3.各自テーマ決定、調査(英語文献を含めてください)、整理・考察、まとめ、随時グループ討論 4.各自からのプレゼンと討論、プレゼン内容・プレゼン技術へのフィードバック 5.グループ構成を変更、各グループで「モビリティー社会の未来」を討論・構想 6.各グループからのプレゼンと討論、プレゼン内容・プレゼン技術へのフィードバック 7.各自レポート作成 グループ毎にサブテーマを担当します。サブテーマの範囲で、各自が興味のあるテーマについて調査・整理・考察し、グループで適宜議論しながらその内容についてまとめ、メンバー全員がプレゼンします。後半は、異なるサブテーマを担当したメンバーをグルーピングし、各自の夢を盛り込みながら「モビリティー社会の未来」を討論・構想し、各グループからプレゼンします。最後にレポートを提出いたします。
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●成績評価の方法
履修取り下げは担当教員の許可を必要とします。欠席3回以上は「欠席」、レポートがない場合は「F」とします。各回の出席(40%),意欲・討論への参加(20%),レポート(20%)、発表(20%)の比率で評価いたします。
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●教科書
なし。
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●参考書
なし。関連文献や情報を紹介する場合があります。
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●注意事項
本セミナーは,パワーポイントのインストールされたノートパソコン(もしくはそれに相当するもの)を持参することが必要です。また,学外での見学、時間外での検討や資料作成が必要な場合があります。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
クルマを運転する方、興味のある方は未だ少ないかもしれません。しかし今回のテーマは、単にクルマやモビリティーに留まる話ではありません。IoT、ビッグデータ、AIなどによる第四次産業革命やSociety5.0という新たな産業革命、社会の変革の胎動がモビリティーという切り口で垣間見えているだけのことです。これらの変革の狙いは、世のため、人のため、ですが、使い方を一つ誤れば大きな災厄を社会にもたらしかねません。まさしく我々自身がこの大変革の成否の鍵を握っています。共に学び、希望溢れる未来を一緒に創りましょう。
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