2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190041122

●科目区分
理系教養科目

●科目名
原子・分子の科学
●主担当教員名
大槻 主税

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅳ期
月・1
●対象学部
情(自然・コン)・理・医・農・工



●本授業の目的およびねらい

原子・分子を取り扱う化学は、私たちの生活・社会と密接に関係しています。本講義では、物質のなりたちを化学の知識で理解し、それらを駆使して、「エネルギー」、「生命」、「環境」といった身の回りの重要な課題を考えます。それぞれの課題と原子・分子の化学との関わりを考えることを通して、社会と原子・分子の化学の関わりと面白さと本質を理解していきます。

●履修条件あるいは関連する科目等

授業内容に興味がある学生

●授業内容

本講義では、「エネルギー」、「生命」、「環境」といった身近な課題を理解するために、その中に横たわっている化学の原理と原子・分子からの物質のなりたちを学びます。


1 物質の基本構造となりたち(原子、分子、物質の分類となりたち)

2 物質の三態とふるまい(気体のふるまい、分子の挙動、液体と溶液)

3 化学反応(反応式、燃焼反応、酸化反応、還元反応)

4 身の回りの化学物質(有機化合物、セラミックス、金属)

5 エネルギーと化学(エネルギーとその変換、熱が関わる化学、電気化学)

6 生命の化学(生命を形作る物質、生命において見られる反応)

7 環境化学(大気、水圏、陸圏、環境問題と化学の役割)


●成績評価の方法

小テスト(35%)
リアクションペーパー(15%)
レポート試験(50%)

●教科書

岡野光俊著:化学のちから -生命・環境・エネルギーの理解のために-(裳華房)

●参考書



●注意事項

毎回、出席を兼ねたリアクションペーパーを課す。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

身の回りで活躍している化学の面白さを学び、その知識が活きる内容にしようと努力します。


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