2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190033201

●科目区分
理系教養科目

●科目名
先端材料と物性物理
●主担当教員名
生田 博志

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
水・2
●対象学部




●本授業の目的およびねらい

現代の我々の暮らしは、様々な先端材料によって支えられている。この講義では、いくつかの材料を取り上げ、それらの材料の持つ有用な性質が発現する機構や、それらの材料が我々の社会にどのように役立っているかについて学ぶ。また、様々な材料を統一的に理解するために必要な、物性物理の基本についても学習する。これにより、現代社会に活かされている先端材料に関する幅広い知識と、それを活用するための総合的な能力を育む。受講する学生諸君は多くの関連書を読み、討論の時間には、積極的に質問や意見表明をしてほしい。

●履修条件あるいは関連する科目等

理科系基礎科目(物理学、化学、生物学)などの基礎的知識があることが望ましい。

●授業内容

1.形状記憶合金
2.磁石材料
3.超伝導入門
4.超伝導材料と応用
5.熱電材料
6.太陽電池
7.レポート発表と討論(I)
8.固体材料と生活
9.半導体-1
10.半導体-2
11.蓄エネルギー材料(電池-1)
12.蓄エネルギー材料(電池-2)
13.蓄エネルギー材料(冷凍材料)
14.材料の物性評価
15.レポート発表と討論(II)



●成績評価の方法

単位取得には、前半後半それぞれ一回ずつのレポートを提出して討論に参加することを必須とする。レポートがいずれか未提出の場合は、成績評価は「欠席」とする。レポートの内容と出席状況によって成績を総合的に評価する。履修取り下げ制度は採用しない。

●教科書

各回の講義の際に、必要に応じて資料を配布する。

●参考書

1)「実験化学講座 機能性材料」(丸善)2)「記憶と材料 入門形状記憶材料」清水ら著(共立出版)3)「磁石の世界」加藤著(コロナ社) 4)「超伝導の世界」大塚著(講談社ブルーバックス)など。その他、講義中に随時、紹介する。


●注意事項

履修取り下げ制度を採用しない。


●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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