●本授業の目的およびねらい
本講義では、我々の暮らしに関わる環境要素「大気と水」について、総合的な知識を習得します。人が住めるとはどういうことか、太陽と地球の関係について概観するところから始め、具体的な環境問題(PM2.5問題や地球温暖化など)や環境変化について、その背景と現状に関する知識を身につけます。これらの知識に基づいて、将来の地球や身近な環境問題を「自ら考える」ための視点を養います。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
大気水圏環境の科学について、時折2回にわけながら、下記の項目を講義する
1.惑星としての地球(人が住める条件とは) 2.太陽と大気(ひなたぼっこと大気成分) 3.地球温暖化とは(今わかっていることと将来の予測) 4.空の色と地球環境(PM2.5、ちりが積もれば遺跡が埋まる) 5.雨や雪の役割(大気の浄化作用とアーカイブ) 6.水は地球の回りもの(空と海をつなぐもの) 7.気候変化の歴史(人類と気候変化) 8.人と大気水圏環境(未来を自ら作るか、なすがままか) 9.まとめと評価
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●成績評価の方法
出席確認を兼ねた小課題と課題レポートの提出(随時、50%) 期末にレポート試験(50%) 学期途中で履修の意思がなくなった場合、履修取り下げ届けを提出する必要がある
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●教科書
特に指定しない 適宜プリントを配布
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●参考書
酒井治孝 「地球学入門」 東海大学出版会(2016)
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
地球には大気と水があり、人の生活はこれらに依存しています。大気や水は、身近であると同時に、地球環境問題の中心でもあります。これらに関して知りたいことがあり、問題意識を持つ人が受講してください。
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