2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190031108

●科目区分
理系教養科目

●科目名
大気水圏環境の科学
●主担当教員名
長田 和雄

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
月・1
●対象学部
文系



●本授業の目的およびねらい

本講義では、我々の暮らしに関わる環境要素「大気と水」について、総合的な知識を習得します。人が住めるとはどういうことか、太陽と地球の関係について概観するところから始め、具体的な環境問題(PM2.5問題や地球温暖化など)や環境変化について、その背景と現状に関する知識を身につけます。これらの知識に基づいて、将来の地球や身近な環境問題を「自ら考える」ための視点を養います。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし

●授業内容

大気水圏環境の科学について、時折2回にわけながら、下記の項目を講義する

1.惑星としての地球(人が住める条件とは)
2.太陽と大気(ひなたぼっこと大気成分)
3.地球温暖化とは(今わかっていることと将来の予測)
4.空の色と地球環境(PM2.5、ちりが積もれば遺跡が埋まる)
5.雨や雪の役割(大気の浄化作用とアーカイブ)
6.水は地球の回りもの(空と海をつなぐもの)
7.気候変化の歴史(人類と気候変化)
8.人と大気水圏環境(未来を自ら作るか、なすがままか)
9.まとめと評価


●成績評価の方法

出席確認を兼ねた小課題と課題レポートの提出(随時、50%)
期末にレポート試験(50%)
学期途中で履修の意思がなくなった場合、履修取り下げ届けを提出する必要がある

●教科書

特に指定しない
適宜プリントを配布

●参考書

酒井治孝 「地球学入門」 東海大学出版会(2016)

●注意事項



●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

地球には大気と水があり、人の生活はこれらに依存しています。大気や水は、身近であると同時に、地球環境問題の中心でもあります。これらに関して知りたいことがあり、問題意識を持つ人が受講してください。



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