2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190024119

●科目区分
理系教養科目

●科目名
動植物の科学
●主担当教員名
大路 樹生

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
木・1
●対象学部
情(自然・コン)・理・医・農



●本授業の目的およびねらい

「進化を考えない生物学は意味を持たない」。これは有名な生物学者の言葉である。この講義では動物や植物の多様な世界とその成り立ちを研究する分野、すなわち「自然史」をベースに生物進化を考える。まず進化生態学の分野から、どのようなメカニズムが生物の分布や多様性に影響して進化してきたのかを考える。次に長い時間軸を通じた生物学から、どのようなパターンとメカニズムで生物進化が起きてきたのかを振り返る。最後に動物の多様な行動がその機能形態学とどのように密接に関係しているのかを明らかにする。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし。

●授業内容

【授業内容】
1.イントロダクション
2.生態学から見た生物進化(1)
3.生態学から見た生物進化(2)
4.生態学から見た生物進化(3)
5.生態学から見た生物進化(4)
6.地質時代と生物進化
7.カンブリア爆発と大量絶滅
8.深海の動物たち
9.捕食-被食関係と進化
10.動物の機能形態学と進化(1)
11.動物の機能形態学と進化(2)
12.動物の機能形態学と進化(3)
13.動物の機能形態学と進化(4)
14.最終レポート

●成績評価の方法

授業への出席、授業参加への積極性、最終レポートで評価します。

●教科書

特になし。

●参考書

特になし。

●注意事項

博物館講義室(古川記念館3階)で行う。

●本授業に関する参照Webページ

http://www.num.nagoya-u.ac.jp/research/index.html

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

植物生態学、古生物学、動物機能形態学という異なる立場から、最新の研究成果の紹介を含めて講義を行います。一般的に「マクロ生物学」と呼ばれる分野に含まれます。


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