●本授業の目的およびねらい
機械工学、電気工学、材料工学などの工学分野の分類は、取り扱う対象別に探求し体系化したものであるのに対し、システム工学とはシステムの創造を目的にした、横断的、学際的な学問である。本講義では、システムのモデル化の手法や解析・設計法の手法を解説する。特に高校で学んだ数学から、大学でこれから学ぶデータサイエンス、機械学習、人工知能などの関連科目へ橋渡しとなる講義を行う。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
1.システム工学とは 2.システムの計画と評価 3.データの統計的解析 4.モデリングとシミュレーション 5.最適化
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●成績評価の方法
宿題及び講義内演習(50%)と定期試験(50%)で評価する。 履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
システム工学(第2版) 、室津 義定, 大場 史憲, 米澤 政昭, 藤井 進, 小木曽 望,森北出版, ISBN 4627911726
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●参考書
東京大学出版会:統計学入門 (基礎統計学Ⅰ) (1991) 中森義輝:システム工学,コロナ社(2002) 奈良宏一 他:システム工学の数理手法,コロナ社(1996) 浅居喜代治:基礎システム工学,オーム社(2001)
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●注意事項
講義に関する連絡、宿題問題の掲示と提出、及び補足資料の電子配布は全てNUCTから行う。講義中にスマートフォンやタブレットなどを用いた演習を頻繁に行う。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
質問があれば、講義中でも積極的に発言、質問してください。担当教員は学生からの質問を常に尊重し、講義の進行に支障がない限り出来る限り答えるようにします。また、学生が他の学生の質問を邪険に扱うことも禁止します。NUCTの「フォーラム」にも質問を投稿できるようにします。
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