2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190041301

●科目区分
文系教養科目

●科目名
生と死の人間学
●主担当教員名
吉田 純

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅳ期
月・3
●対象学部
情(自然・コン)・理・医・農・工



●本授業の目的およびねらい

生と死の人間学が本授業の科目名である。今年の春、大学に入学した皆さんは青春の日々
にあり、生を謳歌している最中で、深刻に死について考えることなどないのが普通であろ
う。人は生まれた以上必ず死が訪れるが、周囲で新たな生の誕生がある。死と、新たな生
を対比的に描いた映像作品などを通じて、生だけでなく死についても考えてみる。


●履修条件あるいは関連する科目等

「哲学」


●授業内容

・オリエンテーション(授業内容の紹介)
・映画『家族』を見る(前半)
・映画『家族』を見る(後半)
・黒沢明作 映画『生きる』を見る(前半)
・黒沢明作 映画『生きる』を見る(後半)
・映画『私は貝になりたい』を見る(前半)
・映画『私は貝になりたい』を見る(後半)
・木下恵介作『二十四の瞳』を見る(前半)
・木下恵介作『二十四の瞳』を見る(後半)
・小津安二郎作 映画『東京物語』を見る(前半)
・小津安二郎作 映画『東京物語』を見る(後半)
・授業総括(反省会)

生と死について語った書物は数えきれない。しかし、授業の形態として、本を読み考える
ことの繰り返しは、本しか無かった昔と違い、幼い頃からテレビに親しんできた皆さんに
とって、艱難辛苦の連続になる懸念がある。見る映像作品はいずれも制作年代の古いもの
で、この授業で始めてその存在を知るというものが多い。古いのだが、皆さんにはそれが
かえって新鮮に感じられるだろう。そしていずれも死と生について考えるための良い材料
になると考える。


●成績評価の方法

見た作品について、それぞれ感じたこと、考えたことを書いてもらう。

●教科書

授業に必要なものは当方で用意し配布する。

●参考書

授業に必要なものは当方で用意し配布する。

●注意事項

難しい科目名だが、互いに良好な雰囲気を築き、真摯に学びたい。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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