●本授業の目的およびねらい
生と死の人間学が本授業の科目名である。今年の春、大学に入学した皆さんは青春の日々 にあり、生を謳歌している最中で、深刻に死について考えることなどないのが普通であろ う。人は生まれた以上必ず死が訪れるが、周囲で新たな生の誕生がある。死と、新たな生 を対比的に描いた映像作品などを通じて、生だけでなく死についても考えてみる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
「哲学」
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●授業内容
・オリエンテーション(授業内容の紹介) ・映画『家族』を見る(前半) ・映画『家族』を見る(後半) ・黒沢明作 映画『生きる』を見る(前半) ・黒沢明作 映画『生きる』を見る(後半) ・映画『私は貝になりたい』を見る(前半) ・映画『私は貝になりたい』を見る(後半) ・木下恵介作『二十四の瞳』を見る(前半) ・木下恵介作『二十四の瞳』を見る(後半) ・小津安二郎作 映画『東京物語』を見る(前半) ・小津安二郎作 映画『東京物語』を見る(後半) ・授業総括(反省会)
生と死について語った書物は数えきれない。しかし、授業の形態として、本を読み考える ことの繰り返しは、本しか無かった昔と違い、幼い頃からテレビに親しんできた皆さんに とって、艱難辛苦の連続になる懸念がある。見る映像作品はいずれも制作年代の古いもの で、この授業で始めてその存在を知るというものが多い。古いのだが、皆さんにはそれが かえって新鮮に感じられるだろう。そしていずれも死と生について考えるための良い材料 になると考える。
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●成績評価の方法
見た作品について、それぞれ感じたこと、考えたことを書いてもらう。
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●教科書
授業に必要なものは当方で用意し配布する。
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●参考書
授業に必要なものは当方で用意し配布する。
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●注意事項
難しい科目名だが、互いに良好な雰囲気を築き、真摯に学びたい。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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