2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190035106

●科目区分
文系教養科目

●科目名
グローバル化時代の国際社会
●主担当教員名
姜 東局

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
金・1
●対象学部
文系



●本授業の目的およびねらい

(1)グローバル化の構造や歴史を把握することで、現在や将来の国際関係を見渡す観点
を獲得する。
(2)国際社会の多様化及び強化を、国際関係のアクターとしての国民国家の相対化や近
代的な国際関係の解体というコンテキストから理解することで、一国レベルを超える思考
の立脚点を獲得する。
(3)東アジアにおけるグローバル化と国際社会の現状を理解することで、地域レベルの
課題を認識する。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし。

●授業内容

1)グローバル化と国際社会を議論する意味
2)近代的な国際関係とは何か
3)グローバル化の原因:技術・欲望・制度
4)グローバル化の歴史:戦間期・冷戦期・冷戦後
5)グローバル化の現在:アクターと構造の交錯
6)グローバル化の評価:ユートピアと帝国
7)国際社会の概念
8)国際社会の再登場の歴史
9)国際社会の再構成の構造
10)近代的な国際関係の変容と国際社会の展望
11)東アジア地域の特殊性と普遍性
12)東アジアにおけるグローバル化
13)東アジアにおける国際社会
14)グローバル化・国際社会・地域から見た21世紀の世界
15)総括

●成績評価の方法

期末試験による

●教科書

使用しない。毎回の講義で配るレジュメによる。

●参考書

ヘドリー・ブル著、臼杵英一訳『国際社会論:アナーキカル・ソサイエティ』(東京:岩
波書店、2000)
スティーブン・レビツキー他著、濱野大道訳『民主主義の死に方』(東京:新潮社、2018)

●注意事項

特になし。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

特になし。


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