●本授業の目的およびねらい
現代社会が抱えるさまざまな課題のうち、本講義では、環境問題を取り上げる。環境問題の把握とその解決策の提示は、文系・理系を問わずさまざまな学問分野において行われているが、本講義では、環境問題を法的な視座から捉え、その解決において法はどのように用いられており、いかなる役割を果たしている(果たしうる)かについて考察する。環境問題を素材としたこのような作業を通じて、〈法的なものの見方・考え方〉とその特徴とを相対的に理解するとともに、法学の素養と法的な思考とを養うことを目的とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
以下に掲げるテーマについて講義を行う。受講者の理解度を勘案して進度を調節する。進行状況に応じてテーマを追加・変更することがありうる。
・イントロダクション ・環境問題/環境法とは何か ・環境問題/環境法の歴史 ・環境問題を法的に考えるにあたっての基本的な考え方――環境法の基本原則 ・環境問題の解決に向けた法的な道具立て――環境法における政策手法 ・個別の環境問題への法的な対応 ・本講義のまとめ
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●成績評価の方法
定期試験(100%)による。 定期試験を受験しない者は「欠席」とする。
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●教科書
指定しない。
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●参考書
講義において適宜紹介する。
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●注意事項
受講に際しての注意事項を初回講義時に説明する。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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