●本授業の目的およびねらい
化学基礎Iが高校化学から大学化学への橋渡しを目指したのに対し,本授業では化学現象の理解向けた熱力学の基礎の習得をめざす。
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●履修条件あるいは関連する科目等
高校時代学習した化学と物理,化学基礎I,微分積分学
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●授業内容
授業の内容を示したものであり,具体的な講義の順序については講義開始時に明示する。
1.気体の性質 完全気体,気体の運動論のモデル,実在気体 2.第一法則 内部エネルギー,エンタルピー,熱化学,状態関数と完全微分,断熱変化 3.第二法則と第三法則 エントロピー,ネルンストの熱定理,第三法則エントロピー,ヘルムホルツエネルギーとギブスエネルギー,標準モルギブスエネルギー,マックウェルの関係式,ギブスエネルギーの性質
前半(1,2)を松岡 辰郎,後半(3)を則永 行庸が担当する。
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●成績評価の方法
演習20%,中間試験40%(前半分),学期末試験40%(後半分) 履修取り下げ制度は用いない。 中間試験,学期末試験の欠席者は,「欠席」とする。
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●教科書
「Peter Atkins, Julio de Paula 「アトキンス 物理化学(上)」(東京化学同人) ISBN978-8079-0908-7」 マテリアル工学科の学生は,マテリアル工学科「物理化学」の講義でも本教科書を使用します。
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●参考書
野村浩康・川泉文男 共編『理工系学生のための化学基礎 第7版』(学術図書出版社)
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●注意事項
理系基礎科目の一つで工学部の学生には,必須科目である大切な科目です。日ごろの勉強をしっかりやって学んでください. NUCTを積極的に活用しますので,アクセスできるようにしておくこと。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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