●本授業の目的およびねらい
コンピュータやネットワークなどの情報手段を活用し,情報の伝達・収集・整理・分析が できる情報関連技術の活用能力を意味する「情報リテラシー」の基礎を,講義と実習を通 して習得することがこの授業の目的である.インターネットは自在な情報の収集や発信を 可能とする便利な手段であるが,ネットワーク利用に際しては幾つかの基本的ルールもあ る.文系学部に共通して必要な情報を扱う知識と技術を養い,基礎的なルールを十分理解 してコンピュータやネットワークを活用する方法を習得することがこの授業のねらいである.
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●履修条件あるいは関連する科目等
名古屋大学ID通知書に記載されたメール・アカウントが使用できること.
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●授業内容
(1)情報リテラシー概要 (2)コンピュータ概説,ワードプロセッサ (3)電子メールと情報交換 (4)情報セキュリティー研修 (5)ネットワーク情報社会の倫理,エチケット (6)インターネットによる情報検索(基礎) (7)インターネットによる情報検索(応用) (8)インターネットによる情報検索(翻訳) (9)ウェブページによる情報表現(基礎) (10)ウェブページによる情報表現(応用) (11)ウェブページによる情報表現(発展) (12)表計算ソフトによる情報処理(基礎) (13)表計算ソフトによる情報処理(応用) (14)プレゼンテーションの手順 (15)プレゼンテーションの実際
(注意)授業は上記のような内容を取り上げながら進めるが,順序は前後する場合がある.
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●成績評価の方法
・履修取り下げ制度を採用する。 ・課題を求めたまたは出席をとった講義において30%以上を欠席した学生は欠席とする。 ・試験・レポート・講義出欠などから総合的な学習状況により判断する。
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●教科書
なし.
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●参考書
適宜,授業時に指示する.
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●注意事項
名古屋大学ID(アカウント),パスワードを携帯すること. 各回の実習は互いに連係しているので,遅刻または欠席すると支障を生じることがある. 実習室の定員が100名のため, それ以上は受入られない.
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
授業は「授業内容」に準拠して行う。各人の情報機器操作や情報環境への適合についての経験が異なるため、本講義をきっかけとして、講義後の自主的な学習による補習が望まれる。特にWordやExcelなどの「使い方」については自主的な学習により各自補習することを強く推奨する.また「授業内容」に関連したグループワークやディスカッション、計算機科学の一般的な教養についても扱う。知的好奇心をもった受講を期待する。
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