●本授業の目的およびねらい
生物学が取り扱う現象は多岐にわたるが、本授業では私たちの実社会と関わりのある身近な生命現象に焦点をあて、その現象の背景に存在する原理や物質的基盤について認識を深める。それを通じて、生命に関わる現代社会の諸問題を正しく理解し、判断して行くための科学的素養を涵養する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
生物学関連科目一般 (但し、必須ではありません。)
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●授業内容
第1部:「私たちが暮らす社会と生物学」(担当教員:瀧口 金吾) 1. ガイダンス(第1回目の講義の冒頭) 2.生物と生物学の色々(生物の種類と分類について。また、どんな“生物学”があるのだろうか?) 3.「社会」「倫理」「経済」「法律」と生物学1(経済と生物学):主に経済学部向けの話題 4.「社会」「倫理」「経済」「法律」と生物学2(法律や倫理と生物学):主に法学部向けの話題 5.「社会」「倫理」「経済」「法律」と生物学3(社会と生物学):主に文学部、情報文化、教育学部向けの話題 第2部:「“性”とはなんだろう?」(担当教員:金森 章) 6.“性”の定義と様々な生き物の性 7.性がない生き物たち 8.なぜ多くの生き物に性があるのだろう? 9.脊椎動物の性 - なぜ人間は性転換できないのか? 第3部:「生物学入門:植物学の視点から生物学を解説」(担当教員:井上 晋一郎) 10.生物の特徴、動物と植物のちがい 11.地球上の生命を支える植物の光合成とそれを助けるしくみ 12.生命現象と物質 13.遺伝子の働きと遺伝情報の発現 14.まとめ(特段のことが無ければ、実際は実施しない予定。)
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●成績評価の方法
レポート(瀧口)、出席とレポート(金森)、出席とレポート(井上)をもとに総合評価を行う。 履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
特になし。
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●参考書
特になし。
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●注意事項
特になし。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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