●本授業の目的およびねらい
法を知ることは、社会システムを理解することに繋がる。そこで本授業では、法学および法制度全体を敷衍した上で、主に刑事法学の観点から、現代社会における司法制度や法的課題にアプローチする。到達目標は①法律学習の基礎として司法制度の仕組みとその担い手の役割について理解する。②わが国の司法制度の特色を考える。③現代社会に存在する具体的な法的問題(トピック)とその解決について考える。
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●履修条件あるいは関連する科目等
法律系科目
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●授業内容
本授業では、上記到達目標を達成できるよう、以下の項目を取り上げる。 ①イントロダクション―法学入門 ②法学の特色と諸分野 ③法が守るべき基本的価値(法概念) ④法解釈の方法 ⑤法の担い手 ⑥法の適用 ⑦弁護士制度と弁護士 ⑧検察制度と検察官 ⑨裁判所制度と裁判所・裁判官 ⑩司法取引 ⑪自己負罪拒否特権 ⑫死刑制度1 ⑬死刑制度2 ⑭再審制度 ⑮総まとめ
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●成績評価の方法
講義期間中のレポート50点×2回
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●教科書
特に指定しない。
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●参考書
武藤眞朗ほか著『法を学ぶパートナー』(成文堂、第3版、2017)1800円+税
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
現代社会におけるわが国の司法制度および法的課題(刑事法)について関心のある学生はぜひ受講してみてください。
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