●本授業の目的およびねらい
ギリシア神話の考え方を知る。
神話は、神々や英雄たちを主人公とした、荒唐無稽でありつつも何らかの真理を語る話であるのが通例である。ギリシア神話の代表的なものをいくつか取りあげ、それぞれにこめられた意味を理解する。それを通して、ギリシア神話とはどういう精神世界なのかを知る。
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●履修条件あるいは関連する科目等
ギリシア神話に関心があり、神話の意味を考える意欲があること。
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●授業内容
≪ギリシア神話への招待≫
(1)神話とは何か (2)世界の起源 … コスモロジー、人類の成立 (3)神々の神話 … ゼウスとヘラ、アルテミス、ヘルメス、神々の名誉と領分など (4)英雄の神話 … オイディプスとアンティゴネ、ヘラクレスなど
の順に話を進める。
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●成績評価の方法
定期試験(70%)と出席および随時提出物による。試験では、神話を具体的に記述しその意味を的確に説明することができるかどうかを見る。なお、中途で履修を取りやめる場合は、履修取り下げ届を提出してください。
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●教科書
ブルフィンチ著『ギリシア・ローマ神話』(岩波文庫)。 アポロドーロス著『ギリシア神話』(岩波文庫)。
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●参考書
R.バクストン著『ギリシア神話の世界』(東洋書林、2007年)。 吉田・松村著『神話学とは何か』(有斐閣新書、1987年)。 西村賀子著『ギリシア神話:神々と英雄に出会う』(中公新書、2005年)。
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●注意事項
2冊の教科書の中の、前もって指定される神話を読み比べ、そこに何を読み取ることができるかをじっくり考えてくる、という予習を毎回してもらいます。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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