●本授業の目的およびねらい
毎年、国政選挙が行われていますが、投票率は53％程度しかありません。日本の民主主義による政治制度は、十分に機能しているとはいえない状況です。今年は地方、国政選挙があります。有権者として、日本の現状をどのように考えていくとよいのか、政治学の知識や研究成果をふまえて受講生の皆さんと考えていきたいと思います。国の政策を決定する３大アクターである政治家と官僚と市民に焦点を当て、選挙と政治、超高齢化超少子化社会、財政危機、憲法問題を取り上げます。社会科学の知見を身につけるとともに、コメント発表やディスカッションを通じて他者と課題意識を共有できるようにします。
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●履修条件あるいは関連する科目等
関連科目：憲法、民主主義、社会保障、現代史、国際政治に関する科目
履修条件：有権者として投票を行うことを想定して、授業に参加して下さい。
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●授業内容
第1回 授業テーマについての解説と詳細なシラバス配布（出席必須）
第2回 日本の民主主義１ 選挙の実態
第3回 日本の民主主義２ 自民党政治
第4回 日本の民主主義３ 格差社会
第4回 日本の民主主義４ 日本型福祉社会
第5回 日本の民主主義５ 行政と社会の乖離
第6回 日本の民主主義６ 財政危機と政官関係
第7回 日本の民主主義７ 改革の処方箋
第8回 前半のまとめと評価
第9回 日本国憲法の歴史１ 占領期の憲法制定
第10回 日本国憲法の歴史２ 占領期の憲法制定
第11回 日本国憲法の歴史３ 冷戦期の９条
第12回 日本国憲法の歴史４ 冷戦期の９条
第13回 日本国憲法の歴史５ 冷戦後の９条
第14回 日本国憲法の歴史６ 冷戦後の９条
第15回 後半のまとめと評価
＊このシラバスは、計画の一部変更があることを御了解ください。
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●成績評価の方法
感想文又は課題レポート（ほぼ毎回）、受講態度、中間、期末レポートにより総合的に成績評価を行う。受講生が２０人を超えた場合は、期末試験を行う。学期途中で履修の意思がなくなった場合，直ちに履修取り下げ届を提出する必要があります。
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●教科書
授業中に指示します。
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●参考書
授業中に指示します。
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●注意事項
授業中に、内職、ゲーム、雑誌や漫画を読む、イヤホンで音楽を聞く、スマホを使う等の行為は厳禁です。また、授業開始時にレジュメを取って教室を出て行くのは止めてください。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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