2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190015334

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
文学
●主担当教員名
飯田 祐子

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
金・3
●対象学部




●本授業の目的およびねらい

文学作品には時代や人が映り込んでいる。文学を通して、それぞれの時代にどのような心性で人が生きたのかを考える。講義に加えディスカッションを行い、それを通して各自が考えたことを共有することで、読みの多様性と、文学作品の複雑さを認識する。

●履修条件あるいは関連する科目等

とくになし。

●授業内容

講義にディスカッションを組み込んだ形式。日本近現代の短編小説を読む。具体的なテーマは〈仕事〉。〈仕事〉は、人をつくり、社会をつくり、時代をつくってきた。その〈仕事〉を、文学はいかに描いてきたか。文学が人や社会や時代と、どのように切り結んできたかを、具体的に学びたい。

①はじめに
②泉鏡花「海城発電」
③同
④正宗白鳥「塵埃」
⑤同
⑥吉屋信子「ヒヤシンス」
⑦葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」
⑧王昶雄「奔流」
⑨同
⑩庄野潤三「プールサイド小景」
⑪同
⑫角田光代「橋の向こうの墓地」
⑬同
⑭まとめ

●成績評価の方法

参加度・授業課題(30%)期末レポート(70%)

●教科書

『文学で考える 〈仕事〉の百年』
(飯田祐子・日高佳紀・日比嘉高編、翰林書房、2016年)

●参考書

授業時に示す。

●注意事項

とくになし。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

各回課題を出し、予習ノートを提出してもらいます。予習内容をもとに4−5人のグループ単位でディスカッションを行います。必ず発言しなければならないので、そのためにも予習必須です。


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