●本授業の目的およびねらい
本講義は,社会を捉える学問の1つである経済学の,特に経済の効率的諸活動を理論的に捉えるミクロ経済学について,その基礎の部分を説明します。その上で,社会の中でのあなたの存在がどのように捉えられるかについて,考えていきたいと思います。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特にありません。
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●授業内容
1.経済学はどのような問題を扱うか? 2.消費者行動の理論(1)消費者行動の描写と数学基礎 3.消費者行動の理論(2)消費者の最適化行動 4.消費者行動の理論(3)消費者行動に関する話題 5.消費者行動の理論(4)異時点間の最適化行動 6.消費者行動の理論(5)労働供給の理論 7.生産者行動の理論(1)生産者の最適化行動 8.生産者行動の理論(2)費用から見た最適生産量の決定 9.一般均衡(1)1財と労働・1消費者・1生産者(計算) 10.一般均衡(2)2財・2消費者,2財・2消費者・1生産者 11.一般均衡(3)1消費者,2生産者, 12.社会最適とパレート最適 13.市場の効率性 14.市場の失敗:外部性 15.まとめ
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●成績評価の方法
各回15点満点のレポートを2回,計30点満点のものが課されます。そして70点満点の期末試験が出されます。これらの合計得点を基本とします。講義への出席態度等が成績評価に考慮される場合もあります。
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●教科書
竹内信仁・森田雄一(2013)「スタンダード ミクロ経済学」中央経済社。
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●参考書
神戸伸輔・濱田弘潤・寶多康弘(2006)「ミクロ経済学をつかむ (テキストブック『つかむ』)」有斐閣。 荒井一博(1999)「ミクロ経済学理論」,有斐閣。 武隈慎一(1999)「ミクロ経済学(増補版)」,新世社。
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●注意事項
文系に必要とされる基礎的な数学(微分,偏微分)を講義内では扱います。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
質問,議論等は,是非講義中に行ってください。それをもとに,学生のみなさんの理解が 深まることを期待しています。
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