2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190014117

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
経済学A
●主担当教員名
柳原 光芳

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
木・1
●対象学部
情(自然・コン)・理・医・農



●本授業の目的およびねらい

本講義は,社会を捉える学問の1つである経済学の,特に経済の効率的諸活動を理論的に捉えるミクロ経済学について,その基礎の部分を説明します。その上で,社会の中でのあなたの存在がどのように捉えられるかについて,考えていきたいと思います。

●履修条件あるいは関連する科目等

特にありません。

●授業内容

1.経済学はどのような問題を扱うか?
2.消費者行動の理論(1)消費者行動の描写と数学基礎
3.消費者行動の理論(2)消費者の最適化行動
4.消費者行動の理論(3)消費者行動に関する話題
5.消費者行動の理論(4)異時点間の最適化行動
6.消費者行動の理論(5)労働供給の理論
7.生産者行動の理論(1)生産者の最適化行動
8.生産者行動の理論(2)費用から見た最適生産量の決定
9.一般均衡(1)1財と労働・1消費者・1生産者(計算)
10.一般均衡(2)2財・2消費者,2財・2消費者・1生産者
11.一般均衡(3)1消費者,2生産者,
12.社会最適とパレート最適
13.市場の効率性
14.市場の失敗:外部性
15.まとめ


●成績評価の方法

各回15点満点のレポートを2回,計30点満点のものが課されます。そして70点満点の期末試験が出されます。これらの合計得点を基本とします。講義への出席態度等が成績評価に考慮される場合もあります。

●教科書

竹内信仁・森田雄一(2013)「スタンダード ミクロ経済学」中央経済社。

●参考書

神戸伸輔・濱田弘潤・寶多康弘(2006)「ミクロ経済学をつかむ (テキストブック『つかむ』)」有斐閣。
荒井一博(1999)「ミクロ経済学理論」,有斐閣。
武隈慎一(1999)「ミクロ経済学(増補版)」,新世社。

●注意事項

文系に必要とされる基礎的な数学(微分,偏微分)を講義内では扱います。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

質問,議論等は,是非講義中に行ってください。それをもとに,学生のみなさんの理解が
深まることを期待しています。



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