●本授業の目的およびねらい
主に明治から昭和戦前期までの具体的な裁判例を通じて、法的なものの考え方とはどのようなものであるかを知るとともに、近代日本の形成・展開過程を法と裁判の側面から理解する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし。
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●授業内容
日本の近代法体系は、幕末・明治以降西洋法を継受することによって形成されたが、法制度は実際にそれがどのように運用されるかが重要である。この講義では、おおむね明治初年から昭和戦前期までのいくつかの裁判例を素材として、近代日本法の形成・展開過程を法と裁判の側面から考える。 1 序論 2 近代的司法制度の形成 3~5 明治前期の裁判例 6~8 明治後期の裁判例 9~11 大正期の裁判例 12~14 昭和戦前期の裁判例 15 結論 16 期末試験
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●成績評価の方法
期末試験(筆記試験)の成績による。期末試験を受けなかった場合、成績判定は「欠席」とする。履修取り下げにあたり、履修取り下げ届を必要としない。
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●教科書
使用しない。
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●参考書
利谷信義『(新装版)日本の法を考える』(東京大学出版会、2013年)、夏樹静子『裁判百年史ものがたり』(文春文庫、2012年)など。その他の参考文献は、講義の中で適宜紹介する。
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●注意事項
とくにない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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