●本授業の目的およびねらい
学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
英語(基礎)、英語(中級)、英語(コミュニケーション)
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●授業内容
本授業では英語プレゼンテーションの技術を中心に、実践的な英語コミュニケーション力の向上を目指す。そのため、プレゼンテーションを行う上で必要とされる The Physical Message(ジェスチャー等の非言語的な表現)、The Visual Message(PPT等視覚資料の効果的な使い方)、The Story Message (内容の構成)について学び、練習を重ねる。スキルを段階的に身につけることで、基礎的なスピーチから論理的で長いプレゼンテーションへとステップアップしながら学習していく。その際、学生が相互に評価を行うことで互いに学び合い、同時に客観的な自己評価をできるようにする。
第1回 オリエンテーション(授業の概要などの説明) 第2回 Unit 1 Posture and Eye Contact / Presentation(1)のリサーチ 第3回 Unit 2 Gestures, Unit 3 Voice Inflection / Presentation(1)の準備 第4回 Presentation (1) 第5回 フィードバックと次のセクションの導入 第6回 Unit 4 Effective Visuals / Presentation(2)のリサーチ 第7回 Unit 5 Explaining Visuals / Presentation(2)の準備 第8回 Presentation (2) 第9回 フィードバックと次のセクションの導入 第10回 Unit 6 The Introduction / Final Presentationのリサーチ 第11回 Unit 7 The Body / Final Presentationの準備(1) 第12回 Unit 8 The Conclusion / Final Presentationの準備(2) 第13回 Final Presentation (1) 第14回 Final Presentation (2) 第15回 フィードバックとまとめ
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●成績評価の方法
プレゼンテーション40%、提出物20%、授業への積極的な参加20%、eラーニング(消化率と関連テスト)20%
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●教科書
Speaking of Speech (New Edition). David Harrington & Charles LeBeau. Macmillan, 2011, 2500 yen, ISBN: 978-0-2307-2601-7
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●参考書
適宜指示する。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習教材「eFACE」を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
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