2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180024521

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
三浦 裕一

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
木・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(物工・電情・機航・エネ・土建)



●本授業の目的およびねらい

(1)事故と災害-合理的に防ぐ方法(2)再生可能エネルギーの開発状況。および関連するテーマを調査して議論する。交通事故や地震、津波など自然災害の原因を科学的に分析し、事故防止や減災する合理的な方法を検討する。また、有効な再生可能エネルギーを調査する。各自の興味あるテーマについてグループに分かれて調査し、発表して互いに議論し理解を深める。議論を通じて主張の根拠を互いに吟味する。文献やインターネットによる調査,レポートのまとめかた,発表のしかたなど基本技法の修得をねらいとする。


●履修条件あるいは関連する科目等

高校時代の生物、物理、化学の履修・未履修に関係なく、本テーマに興味を持って主体的に取り組む学生を歓迎します。

●授業内容

本基礎セミナーでは、教員が提示したもの、もしくは学生自身が選んだ防災や再生可能エネルギーに関する具体的なテーマについて、グループに分かれて調査し内容を発表する。その内容について皆で議論をする。
発表は最終的にパワーポイントにまとめる。週ごとに新たな調査結果を加えて中間発表し、皆で議論して次週までの調査目標を設定する。最終的にレポートにまとめる。

テーマとして、例えば、

(1) 高齢者ドライバーによる交通事故を防ぐ方法はあるか、
(2) 長周期地震にどう備えるか、
(3) 一般家屋の耐震基準の変遷、及び現状の基準で充分なのか、
(4) 津波対策の歴史、及び東日本大震災における津波の反省点
(5) 防災・減災を促進する政策、保険制度のありかた
(6) 再生可能エネルギーの開発状況を調査し、項目ごとに資源の量や採算性など、その有効性を議論する。

など、他に学生諸君からのテーマの提案を歓迎します。


●成績評価の方法

題材に対する理解度、発表能力・内容、討論への参加等を総合的に判断する。
履修取り下げ制度を採用する。4回以上授業を欠席した場合は「欠席」とする。


●教科書

なし

●参考書

授業の中で適宜紹介する

●注意事項

参加者全体で議論しながら授業を進めたいので、積極的に発言してほしい。
論理的に議論するプレゼン能力は、ますます社会的に求められています。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

東日本大震災など、大きな自然災害にはハード面だけの防災では不充分であった。
ビッグ・データの活用など、賢く逃げて減災する方法も考えてほしい。
また、有効で採算の取れる「再生可能エネルギー源」を調査、探究してほしい。
これまで捨てていたエネルギー源があるかも。



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