2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180024516

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
森泉 純

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
木・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(物工・電情・機航・エネ・土建)



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:地球温暖化対策の虚と実
現代社会が直面する様々な問題のなかでも、特にこれからの社会・経済・産業・文化の方
向性を左右するまでに周知されるようになった「地球温暖化(気候変動)問題」への対応
策について議論する。「問題の多面性を認識する力」「一方的一面的な議論に流されず批
判・検討する力」、その結果として「自分の意見を持ち、説明する力」「異なる意見の存
在を認めて議論する力」の修得をねらいとする。

●履修条件あるいは関連する科目等

文系理系を問わない。
各自の関心・得意を生かして問題を設定・分析し、他の学生の分析と意見を取り入れ、
主体的に議論に参加し、各自の見識を醸成する。

●授業内容

地球温暖化問題への対応策として検討あるいは実施されている方策について、科学的な
正当性、経済的合理性、社会的な受容性、将来の実用可能性・発展可能性の観点で問題
点を整理し、支持(賛成)、不支持(反対)、中立の意見とその根拠を、期を通して分析
する。
講義は下記の流れで進める。

1.オリエンテーション 講義の進め方の説明とグループ分け
2.情報収集の手引き
3.プレゼンテーションの構成と作法
4.グループ活動 (前半)
(1)地球温暖化(気候変動)の仕組みを文献を探して学習
  温暖化(気候変動)とは何か
  温暖化(気候変動)の何が問題なのか
  温暖化(気候変動)は起きるのか・起きているのか・なぜ起きるのか
 など
(2)現在行われている/今後考えられている対策の概要調査
(3)グループのテーマ(より詳細に調査・検討する対策)選択
(4)選択テーマの調査・検討
  ・メリットとインパクト
  ・デメリットとコスト など
5.中間発表 他グループとの質疑応答
6.グループ活動(後半) 中間発表の質問・議論を踏まえて情報収集、検討
7.最終発表 中間発表で受けた質問を踏まえた議論と結論
8.レポート作成・提出

●成績評価の方法

出席、発表等の意見をまとめた成果、議論への意欲的な参加、についての評価を
それぞれ1/3ずつとする。
履修取り下げ制度を用いることができる。取り下げの申請期限は10月末日。

●教科書



●参考書



●注意事項

少人数のグループでの活動(調査・学習・議論など)を基本とするので、無断欠席をしな
いこと。講義時間外でのグループ活動を円滑にするため、相互に連絡先を交換する。
文献や情報の収集と議論のために、無線LAN通信機能を有するノートPCやタブレット
端末等を持参すると、効率的である。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

入学後のガイダンスで説明がある「情報セキュリティ研修」を済ませ、学内のコンピュータ端末と学内無線LANサービス「NUWNET」を使える様にしてから講義に臨むと、文献調査・検討・議論の効率が良い。


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