2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180024502

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
佐々木 重洋

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
木・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(物工・電情・機航・エネ・土建)



●本授業の目的およびねらい

「セミナーのテーマ:文化遺産からみる人類社会—フィールドワークから考える—」
文化遺産はなぜ、保全、継承される必要があるのでしょうか?本セミナーでは、国内外の文化遺産、具体的には日本の有形・無形文化財、民俗文化財、世界文化遺産などを題材としながら、フィールド系学問分野に共通する「フィールドワーク」、「分析」、「プレゼンテーション」、「討論」の手法について学びます。

●履修条件あるいは関連する科目等

実際に自分の手と足、その他五感をフルに使って調べ、考えることに興味のある方を歓迎します。なお、本セミナーはフィールド系人文学の各分野、とくに文化人類学、民俗学、社会学、地理学、歴史学、考古学、地域研究等に関連します。

●授業内容

1、オリエンテーション
2、フィールドワークの原理(講義解説+参考書を用いた学習)
3、聞き取り調査の初歩(参考書を用いた学習+実習)
4、観察実習(近辺フィールドワーク・「文化」とはなにか?)
5、観察実習(多様な文化遺産―有形、無形、民俗―)
6、予備的個別調査と討論―各自の調査対象の選定と問題意識の共有―
7、報告の準備(1) 配布資料、AV機器等を併用したわかりやすいプレゼンテーション技術を
    学ぶ。また、AV機器にはそれぞれ特有の長所と短所があることも学ぶ。
8、報告の準備(2) 効果的なプレゼンテーションのあり方とレポートの作成法
9、報告と討論(1) 参加者は、A:全体の司会進行役、B:報告者、C:質疑をする役、D:Bと
    Cのやりとりを補助する役、のいずれかを担当する(コメントシート併用)。報告者は各
    回3名ずつとする。
10、報告と討論(2)   
11、報告と討論(3)   
12、報告と討論(4)
13、レポート作成と相互評価  受講者でレポートを講評、添削しあう。
14、総合討論
15、総括と自己評価


●成績評価の方法

成績は、出席点、調査の内容、プレゼンテーションの内容、討論への参与度などを総合的に評価します。《出席点60%+平常点(調査、プレゼン、討論、レポート)40%》

●教科書

教科書は使用しませんが、参考書を適宜、コピーして配布することがあります。

●参考書

上野和男・高桑守史・福田アジオ・宮田登(編)、『新版民俗調査ハンドブック』、吉川弘文館、1997年
佐藤郁哉、『フィールドワーク:書を持って街へ出よう』、新曜社、2006年 ほか 


●注意事項



●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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