●本授業の目的およびねらい
現代社会にあふれ様々な問題について、法的視点を交えつつ、自分の頭で考え解決策を探ることを目的とします。多様な価値観が並存する社会においては、正解はひとつではないし、結論よりも、そこに至るまでの過程が重要となります。本講義では、問題を発見し解決するために必要な、それぞれの立場の言い分と、それを調整するバランス感覚を養うことを目指します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
他者の意見を聞き、それに対して自分の意見を伝え、積極的に議論に参加できること。
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●授業内容
1.共通のテーマを設定し(例:日本の少子化対策について)、グループに分かれて様々な観点から問題点を整理し、議論します。場合によっては、ある政策について賛成と反対に分かれて、それぞれの立場のメリット・デメリットを考えるという方法によって、さらに議論を深めていきます。
2.現代社会における具体的な問題について実際におこった裁判の判決文を読み、その問題が法的にどのように解決されているのか、またそれにはどのような限界があるのかなどについて、参加者全員で議論します。問題を理解しやすくするために、適宜視聴覚教材を用いるとともに、受講者が積極的に自分の考えや意見を述べられるような機会を設けます。
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●成績評価の方法
出席(30%)、授業中の発表(20%)、レポート(50%) 3回以上授業を欠席した場合は原則としてF 学期途中で履修を取りやめる場合は、担当教員の許可を必要とする
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●教科書
使用しない。必要があれば適宜配布する。
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●参考書
必要に応じて授業中に紹介する。
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●注意事項
自分の発表以外の時でも常に主体的に参加すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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