●本授業の目的およびねらい
セミナーの基本テーマ:テクノロジーと音楽について考える
音楽はテクノロジーの進化と共に発展してきました。ピアノや記譜法、録音技術等と同様に今日のデジタルテク ノロジーもまた今までの音楽のカタチを大きく変えようとしています。本カリキュラムでは、デジタルテクノロジー を使た音楽制作を体験しながら「テクノロジーと音楽の関係性」、「創造とはなにか」について考えていきます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
履修条件:音楽の経験は問わないが、意欲的に授業に参加し制作や発表を行えること。 関連科目:現代芸術論,表象芸術論,音楽芸術論,芸術と人間精神(いずれも全学教養科目)
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●授業内容
この授業では,音楽の製作から発表までをおこないます。また、「テクノロジーと音楽と関係性」、「創造とは何 か」等いくつかのサブテーマについて実際の製作経験と照らし合わせながら考察していきます。 1.テクノロジーが音楽の進化にどのように関わってきたか考察する。 2.記譜法や録音技術がもたらした社会的影響について考察する。 3.デジタルテクノロジーとアートについて考察する。 4.音楽における、アナログ的な感覚、デジタル的な感覚について考察する。 5.音楽が日常空間にどのような影響をもたらすか考察する。 6.ネットワークが音楽にもたらした社会的影響について考察する。 7.芸術とはなにか討論する。 8.コンピュータを使って,日常空間との関係を意識した音楽を制作する 9.学内において作品の発表を予定。 ・教員やTAは助言を行うが,学生の自主的な取組みが重要です。
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●成績評価の方法
履修取り下げ制度は採用しない。 成績評価は出席状況、課題作品、レポート、プレゼンテーションの内容等から総合的に評価する。
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●教科書
使用しない。 必要があれば,授業内で紹介,もしくはプリントを用意する。
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●参考書
必要に応じて授業で紹介する。
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●注意事項
教室外で授業や発表を行う場合があります。 課題制作等授業時間外での作業がありますので了承した上で授業への参加をしてください。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
日々進化するテクノロジーに対し柔軟な発想で向き合い、それらを用いて創造するプロセスを楽しんで頂きたい。
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