2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180021525

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
瀧口 金吾

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
月・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(化生・マテ・電情・機航)



●本授業の目的およびねらい

理学(基礎科学)における生物学は勿論のこと、医学や薬学、さらに農学や生物に関連する工学の分野においても、生物学を抜きにして議論することは出来ません。現在、私達の身の回りには、病気の治療や健康の維持に関することなど、生物学と関連が深い数多くの情報が満ち溢れています。さて、それらは全て信頼に足るものばかりなのでしょうか?本授業では、身近に存在する生物学的な話題や事物の真贋を議論し検証してみることを通じて、科学に必要な批判的な考え方を身に付けて行くことが狙いです。

●履修条件あるいは関連する科目等

生物学関連科目一般
(但し、必須ではありません。)

●授業内容

各出席者には、自分が担当する回までに、身近な生物学的な話題を1つ取材しておいてもらいます。そして、それらの信頼度について、なるべく生物学的な根拠に基づいて、授業の初めの方で簡単に発表報告してもらいます。
その後、発表報告してもらった身近な生物学的な各々の話題や事物に対して、その真贋や信頼度について、生物学やその他の科学的な知識に基づいて、参加学生全員と教員とで議論し検証していきます。


●成績評価の方法

出席および調査・口頭発表

●教科書

特になし

●参考書

特になし

●注意事項

出席者には、自分が担当する回までに、身近な生物学的な話題を1つ取材しておいてもらい、それらの信頼度について、なるべく生物学的な根拠に基づいて、授業の中で発表報告してもらいます。話題は極身近な簡単なもの、例えば古くからの言い伝えなど、でも構いません。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

今私たちの周りを非常に多くの情報が取巻いています。それらを冷静に判断する能力を身に付けること、さらには今後、大学の構成員として研究を進めて行く際の批判的精神の礎にしてもらうこと、これらが狙いです。
従って授業では、事の正否、結論が正しいか誤りか、ではなく物事を論理的に見て考える過程を重要視します。実際、教員自身、正解が何か知らない事や分からない事で、この世は一杯です。
是非、学生の皆さんには、気軽に(しかし勿論、真面目に)参加してもらえればと思っています。



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